新車なら誰も乗ってないので、運転されてないので、購入でも安心となります。 でも&しかし、中古車購入なら外見ピカピカで問題なくても、中味に問題大有りかもしれません。 だからこそ、中古車購入では試乗が必ず必要になる、そうお考え下さい。
今回は、アナタの中古車購入で何をどうチェックすれば良いのか、そして試乗の方法までお伝えします。
読み時間2分ほどお付き合いお願いします。
納得の行く試乗ができる中古車店を選ぶ!
中古車を試乗するにしても、保有台数が多い店から選ぶようにしてください。 何店舗か見て周る予定であっても、大資本であろう大型店舗は絶対に要チェックです。 50台よりは100台の中から選ぶ、100台よりは200台、そして300台の中から選べれば、希望の車に出遭える確率が必ず上がる、だからです。
これは偶然とかではなく確率論のお話です。
さらに、保有台数多い店舗であればあるほどに中資本、大資本であり、それなりのメリットがあります。 どんなメリットかと言えば、保証や整備&修理に関するモノが中心になるとお考え下さい。 会社資本が大きい大型店舗なら中古車の保証期間が長めにしてある、保証内容も広範囲をカバーしている、もしもの故障でも的確に機材で修理してくれる、、、 それらはユーザーにとって高いメリットになる、それは間違いありません。
では、お店選びはこの辺にして、本題の試乗テクお伝えしていきます。
中古車店に行っても直ぐ試乗できないかも!?
初めての中古車店に行って、直ぐに試乗しようとしてもムズカシイ場合が多くあります。 理由は、仕入れたばかりの車=未整備車、だから試乗できないケースは多いと考えます。
私が経験した試乗できないケースでは、ビッシリ並べられた中にある&奥にある車でした。 その車に試乗したくても周りにある多くの車を移動させなくてはならない、時間がかかり過ぎる、だからその日は試乗不可となります。 それら経験もあり、2回は中古車店に通う覚悟が必要になる、です。
従って、最初に中古車店へ行く場合は下見程度で興味ある車チェックに充ててください。 1回目は数台から5台ほど気になる車、試乗したい車を伝え、その日はさっさと退散します。 では、2回目に行く中古車店では何をどうすれば良いのでしょうか?
片っ端から試乗を続けることに集中する
お店には、担当者には、次回はいついつ行くと伝えてあったので、気になる車はいつでも試乗できる状態になっています。 直ぐに試乗できる位置に車が置かれているだけなく、必要に応じてメンテしたり車検まで取り直す場合もあるでしょう。
アナタはそんな店のサービスを気に掛けることもなく片っ端から試乗してください。 そんな試乗を続けることでアナタの中に感じるモノが必ずあるでしょう。
それはこれらです。
- この車はシートが良い、またヘタレている
- この車は何か匂う、臭い、気分が悪くなる
- この車はギヤチェンジがスムーズでない
- ブレーキの効きが悪く思ったように止まれない
- この車は思った通りのラインをトレースできる、コントロールしやすい
- この車は路面ガタガタのショックを伝えすぎる、ウルサイ
- この車は何か運転の感覚が良い、リラックスして運転できる感じがする
- この車は加速性能が良い悪い
- この車はボディ剛性が高い、シッカリしたボディを感じる
- この車は走行中も車内が静かだ
アナタが車に詳しくなくても、試乗さえすれば上記のどれかを何かを感じられる、車の好き嫌いが分かる、です。 アナタが試乗さえすれば、好きと思える車を感じられる、選べる、そうなります。
アナタが中古車試乗で事前予約さえすれば、短時間でベストな車選びが可能になる、それは間違いありません。※個人の経験による考え それもあり、1日目は下見と試乗予約、2日目は片っ端から試乗に専念する、です!
中古車試乗すれば値引交渉も可能になる!
中古車だからと言って、簡単に値引してくれる、それはありません。 でも&しかし、2日間も使っての車選びと試乗を繰り返すアナタを中古車店側が見逃す訳はありません。 つまり、本気のお客様、買う気あるお客様、条件さえ合えば購入につながるお客様、そうなります。
従って、少し位サービスしても、値引しても、店側はアナタにより良く対応しようとする、その論理です。 世の中、どんなことにでもストーリーが必要です。 例えば、アナタが中古車店を訪れ、その日の内に車購入しても値引は最小程度となるでしょう。 それが2日間もかけての車選びと試乗なら、店側はこう考えるでしょう、以下;
- このお客様は真剣に車を探している、
- このお客様が一番に関心あるクルマはどれなのか、
- このお客様が二番目に関心あるクルマはどれなのか、
- このお客様のご予算はどれ位なのか、
- このお客様はいつまでに車が必要なのだろうか
店側はそれら想定しながら真剣に対応してくれるでしょう。 さらに、もし希望の車が在庫になければ、他店舗から取り寄せても対応する、それも想定できます。 だって、アナタは真剣なお客様だから、です。
今回は中古車購入で絶対に必要な試乗のお話ですが、次では1日目に行える範囲の動かない車チェック方法をお伝えします。
試乗前に行う動かない車のチェック方法がある!
中古車店に売っているのは、ガソリン入れれば動く、それは間違いありません。 でも&しかし、過去のある中古車なので新車とは違います。 何がどう違うのでしょうか? そんな違いって確認しなくてはならなおのでしょうか?
答は、いくら大型中古車店で売られている車でもご自身で分かる範囲で確認する必要があります。
理由は、車購入した後に何か問題あっても保証範囲で修理できるモノとそうでないモノがあるからなんです。 では、私が何も考えずとも頭に浮かぶ中古車チェック項目をカテゴリー別にお伝えしていきます。
中古車保証に含まれない場合が多い電気系統には要注意!
私は、エンジンのかかる中古車なら、これら全て確認しています。
- 全てのライト、
- ブレーキランプ、
- エアコン冷暖房、
- ウインドウ開閉、
- ワイパー、
- オーディオやナビ
- 電動シート
特に冬場に購入する車なら、暖房は入れても冷房は中々チェックしません。 だからこそ、冷房含め全電気系統全てが作動するかの確認が必要となります。 次では、車の劣化具合、実際年齢より歳をとっているかどうかの確認方法です。
車の中に入っただけで確認できる車の劣化具合がある!
車に入ったら、これら要確認です!
- 車内の汚れ、シートやパネルなどが色あせ具合がどうか
- 各スイッチ類のマークや文字がかすれていないかどうか
- 運転席のシートのヘタレ具合(クッションの凹み過ぎやキシミ音など)を確認する
- 運転席ドアが閉まる音と他ドアの閉まる音を聞き比べる
例えば、3年落ちや5年落ちで上記の様な症状あれば、仕事に使われていた車、長距離を走る生活に使われてきた車、もしくは実際はもっと年式の古い車、それを疑う必要あると考えます。 それでも激安なら、購入かどうかは個人の判断となります。 次からは少し高度な車チェックかもしれません。
ボンネット開けて初めて分かることがある!
ボンネットは車所有者でもあまり開ける機会はありません。 それでも、中古車購入ならボンネット開けて下さい! そうすればこれらが見える、感じられるでしょう!
- タンク内の液が線より減っている※半分になっている
- タンク内の液が黒っぽい色をしている(黒い液体はボンネット内にありません)
- 黒いホースに白い粉が付着している
- エンジンや周辺パーツが汚れている
もし、それらが見て取れれば整備前に車と考え、担当者にこう伝えて下さい。 「車購入ならそれら全部交換&整備するんですよね?」 それでOKです。
タイヤは新品交換して欲しいのに!?
もし、タイヤにスリップラインでていたら、新品交換してもらってください。 たまにあるのは、前後で違うタイヤメーカーだったり、4本の内で2本だけが減り過ぎている等あります。
そんなタイヤ摩耗状況を知らずに中古車を買えば、自前でタイヤ4本交換、5万円や6万円もかかってしまう場合もあります。 多くの人が見逃しがちなタイヤ要チェックです!
最後は車の履歴書とも言える整備手帳の確認方法です。
過去の整備点検記録を見れば健康かどうかが分かる!
大手中古車店ならほぼ問題ないと考えますが、必ず整備手帳完備の中古車を購入してください。 そんな整備手帳はディーラー発行のモノは一番信頼性が高い、それも覚えておいてください! 整備手帳の記載確認内容です。
- 法定24カ月点検(車検)
- 6カ月や12カ月点検
- オイルや消耗品の交換時期
アナタが気になる車が上記の点検や消耗品交換を受け続けていたのならOKです、長く乗り続けられます。 もちろん、アナタも同じように点検やオイル交換等々をする、そうなります。 もし、整備記録だけでなく車検証を見ればもっと詳しい車状況が分かります。 その場合は下記をお読みください。
では、まとめです。
中古車購入では納得のいく試乗が必要だった!:まとめ
中古車購入では、気に行った車あればいろいろチェックする、そして試乗もする、そうすればほぼ問題のない車選びとなります。
2000年以降は全ての車製造がPC管理下となり、滅多なことでは故障はしなくなりました。 でも&しかし、車購入した人達がどのような使い方をしていたのかは車検証や整備手帳で想像することしかできません。 だからこその試乗なんです。
これは私の経験なんですが、試乗を繰り返すとだんだん車が感じられる分かる様になってくるんです。 アナタも1台の車購入で多くに試乗すれば、同じ様に何かを感じられる、そうなるでしょう。
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。
また、「探し物スリー!」でお会いしましょう。