日本の車購入や買い替えが性能云々ではなくファッションで決定されている、そして走行距離でもなされている、その事実をご存知ですか?
ファッションとは数年毎に行われるモデルチェンジ他であり、走行距離とは7万キロ、10万キロでそろそろ寿命かなどと考えてしまうことです。
車は数年や5年程度では性能劣化しません、壊れません。
車は数十何キロは普通に走ります、70万キロ走行でも何も問題ありません。
そうであっても短期間(数年~10年以内)で車乗り替えが行われている。
車本来の価値からすればもっともっと長く乗れるのに、ファッションや走行距離で買い替え判断ている、だから車価格が短期間間で値下がってしまいます。
短期間の買い替えなら値下がりも大きい、新たな大金を車購入に使わざる得ません。
それでは生きていけません!?
アナタは本当の車価値を知りたいと思いませんか?
そんな車価値では日本と海外を比較しながらお伝えします。
読み時間3分以内です。
中古車10万キロ超えは本当に価値がないのか?
中古車10万キロ走行で価格下がったとしても、価値はシッカリあります。
日本だけが短期間での車フルモデルチェンジやマイナーチェンジを繰り返す少し不思議な国なんです。
海外なら走行距離20万キロや30万キロ走なんてお子様程度でしかありません。
欧米含め日本以外なら40万キロ、そして50万キロでも所有し走り続けているのが一般的だからです。
だ・か・ら・高額なベンツやBMWでも買える、長期間利用でペイできる、だからです。
日本だけ走行距離が極端に短いのはファッションや世間体で車購入しているからだとも考えます。
もちろん、国土の小ささ、そして渋滞も原因にあると考えます。
国産車フルモデルチェンジは少しづつ長くなっても5年サイクル前後の現在。
ドイツ車のフルモデルチェンジは約7年サイクル。
どうして日本と海外でフルモデルチェンジ期間が違うかと言えば、国民性を反映している、価値観の違い、それしかありません。
①日本と海外で違う車価値感とは何か?
日本人は自分より周りの目を気にする傾向があり、ご近所が新車にしたので我が家もそうするケースは多々あると考えます。
車が少し凹んだり、すりキズ程度で10万円や20万円も払って直ぐに修理する。
以前、アウディバンパー修理(見えるかどうかの擦り傷)で20万円の請求書がぁあ!
あり得ない修理費用(欧米比較)この国は、、、です!
個人的に欧米で長く生活しましたが、日本人は車に気を使い過ぎです。
だ・か・ら・メーカーのモデルチェンジ時期もそれに準じて!?短いのだと考えます。
日本でフルモデルチェンジ毎に乗り替えなくても、10万キロ以上乗り続けるドライバーは少数派です。
車性能は何も変わらないままで、新たに乗りかえるのはナゼでしょうか?
②日本と海外で違う車価値感とは何か?
比較でドイツの車情報お伝えします。
ドイツなどヨーロッパなら車フルモデルチェンジ期間は約7、8年前後です。
ドイツ人ドライバーに車買い替え理由があるとすれば、これらです。
「50万キロほど走ったので、そろそろ修理頻度&コストが高くなってきた」 それしかありません。
つまりドイツ人の車買い換え理由に「ご近所の目」は一切関係ありません。
何十万キロも走って十分役に立ってくれた車、それでも現実の修理コスト比較で新車に乗りかえた方がメリットある、だからの新車購入と考える単純論理のドイツ人。
そんな中で日本だけこうなります。
- 走行距離5万キロだから売却を考える、
- 7万キロになったら価値が相当に下がる、
- 10万キロ超えたら査定0円かもしれない
などなど想定&思い込み、実際は十分走れる車なのに、ドイツとは全く違う論理展開で車価値を決めている変な国、それが日本です。※国民性の違い
変な国であっても、走行距離の短い(欧米比較)整備された(車検+定期点検)中古車が大量に安く流通しているのが日本、それは間違いありません!
だから、日本で大量に中古車を買い付ける外人バイヤーが多くいる訳です。
そんな論理若しくは暗黙ルールが価値を決めていますが、車本来の価値と値段はどう違うのでしょうか?
ドイツ人の車価値感で得することって何?
日本で価値が無いとされる10万キロ走行、10年落ち、少しボディーが凹んでる、そんな車達の多くは約100ヵ国に輸出され新たな活躍を続けている現実があります。
走行距離やデザイン変更だけで車の価値を判断する、それを強く意識し過ぎる傾向が日本人にはあります。
ドイツならこんな感じです。
- 10万キロは赤ちゃん、
- 20万キロは小僧、
- 30万キロでやっと一人前、
- 40万キロ、50万キロの走行距離は普通、
- 修理コストが前回より高くなったら乗り換える、
もちろんドイツ車が丈夫だから長く乗れるもあるでしょう。
日本車とドイツ車の安全性や走行性能の話は少し置いといても両方とも優秀な車、それは確かです。
世界中に輸出されている車、だから数十万キロ走行なんて全く問題ありません。
アナタが10万キロ超えの車を保有しているならもっと長く乗り続けられます!
アナタが10万キロ超えの中古車を買うなら安く整備された車をゲットできる可能性大!
そんな10万キロ超え中古車を売るのなら一括査定でも中古車店でも必ず値段が付きます。
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次は価値ある車が分かるドイツ人のメンテナンス論理です。
メンテと修理でいつまで乗り続けられるか?
ドイツではこのように考えます。※個人の経験含む
- 車は機械である
- 機械は壊れる
- 機械が長く壊れないようにケア&メンテする
- それでも壊れたら修理する
- 修理費用が前回より高くなったり大きな負担になれば乗りかえる
- 新しく選ぶのは長持ちしそうな車、壊れない車となる
これら考え方の多くは日本人にはありません。※個人の考え
ドイツ人は車年式や走行距離から来る耐久性を想定しない、ファッションで車を乗りかえない、そのことです。
日本人はファッションや周りの目を意識し過ぎる傾向がとても強い、それが中古車の値下がり率にも影響していると考えます。
車は機械なのだからメンテと修理ほどこせばいつまでも乗り続けられる、その日が来る迄は。
それがドイツ人の考え方とお伝えします。
本当はアメリカ人もこの論理に含めたいのですが、共通分だけお伝えします。
アメリカの中古車店を見れば、これらを感じます。
- あまりキレイに洗車されていない、
- 保証内容あっても限定的で多くをカバーしてない※販売店によります
- 10万マイルや20万マイル(16万~32万キロ)など長距離を走っている
- 走行距離比較で中古車価格が高い&とても高い※日本比較
これらアメリカとドイツで分かることは「車は生活の足、道具として使われている」、それです。
日本は公共交通機関が発達した国だからこそ、欧米の様に車=足=道具の感覚が希薄だとも考えます。
実際に車は何十万キロまで走れるのか?
日本のタクシーが廃車にされる走行距離が70万キロ前後なのをご存知ですか?
それは一般車もメンテナンス次第で50万キロやもっと走れることを意味しています。※タクシーは毎年車検+毎月メンテだから長く走れます。
そんな廃車タクシーは海外へ輸出され、新たなオーナーと伴に数十万キロやもっと走ると考えられます。
我々ユーザーが車に詳しい必要ありませんが、ドイツ人的に車メンテを単純に考えると分かります。
- 年数(経年)劣化した部品を交換する
- 走行距離で劣化した部品を交換する
バッテリーは年数劣化交換の代表と言いたいとこですが、実際は使用頻度なのでベストは2年交換、標準でも3年交換が必要です。
走行距離では10万キロ毎にタイミングベルト交換です。※最近の車ではタイミングベルトを使用しない車種あり。
エンジンオイルは車の血液といえる重要なモノなので、普通車なら1万キロ前後、ターボなら5千キロが交換目安です。
これら点検必要ポイントが数多くあっても、アナタが全て管理する必要はありません。
点検に必要なのは車サイドポケットかダッシュボードにある「定期点検記録簿」だけ。
整備記録簿には修理したところ、交換部品など全て分かる大切な資料であり、もし定期点検記録簿(整備手帳とは別)が無い中古車は購入してはいけません。
車売却でも「定期点検記録簿」さえあれば高く売ることが可能です。
そんな定期点検時期と同内容をご存知ですか?
定期点検時期と内容にオドロク!
年式古い車が車検を受けるなら、これら期間や走行距離での整備や部品交換が必要になることを知っておいてください。
半年&5,000Km ごと
- エンジンオイル交換
- ワイパーゴム交換
- ウインドウォッシャー液交換
- タイヤローテーション
1年&10,000Kmごと
- エアコンフィルター交換
- バッテリーチェック&交換
- オイルフィルター交換
2年&20,000Kmごと
- スパークプラグ交換
- ATFオイル交換
- ブレーキオイル交換
- ラジエター液交換
5年&50,000Kmごと
- ベルト系の交換
- エアクリーナー交換
- パワステオイル交換
- ショックアブソーバーオイルのチェック
10年&100,000Kmごと
- ブレーキディスク交換
- ゴム(ブッシュ&ブーツ)交換
- エンジンマウントのゴム交換
- タイミングベルト交換
- ラジエーターホース交換
10年以上150,000Kmなら
- オルタネーターブラシ
- オルタネーターベアリング
- サーモスタット
- プラグコード水温センサー
- フューエルフィルター
- ブレーキキャリバー
- ブレーキマスターシリンダー
- サイドブレーキワイヤー
- クラッチディスク
- ホイールベアリング
- タイロッドエンド
- マフラー
車は走れば走るほどに、年式古くなればなるほどにメンテナンスポイントが増えて出費も大きくなります。
しかし、メンテを続けることで、10年、20年、そして30万キロでも50万キロでも問題なく乗り続けられます。
次は定期点検内容になくても、実行すれば車長持ちの方法です。
定期点検にはない車メンテ方法とは何か?
ガソリンは半分近くに減ったら必ず満タンにすることをオススメします。
理由は、タンク内に空間ができると空気中の水分がガソリンに混入しエンジン不調につながる、だからです。
結果として使わなくても良いはずの水抜き剤が必要になる、万が一にはタンク内のサビ原因にもなります。
そんな心遣いも愛車のメンテにつながります。
私は車に乗る前に全体を見てあげます。 キズはないか、空気圧は減っていないか、いつもと違う運転感覚や音はしないか等々。
それらを意識的にするかしないかで、車への愛着もですが長持ちする&問題なく走り続けてくれます。
個人的にはタイヤ側面にあった大きな傷(はがれた様な)を見つけ、直ぐに対処したので問題なく済みました。
もう1つ使える車メンテ方法があります。
タイヤ空気圧維持に窒素ガス使えば完璧になる!
私的に、もう6年以上も前からタイヤには空気ではなく窒素ガスを使用としています。
理由は、月に一度のタイヤ空気圧点検が面倒に感じ始めたからです。
それが窒素ガスなら圧が抜けにくい、数カ月(3ヵ月以上)はほぼ同じタイヤ圧を保ってくれる、そうなります。
昔なら窒素ガス取り扱いガソリンスタンドも少なく、タイヤ4本に窒素ガス充填では1,500円ほど支払う必要がありました。
しかし、窒素ガス無料店を外車ディーラー営業マンから教えてもらったんです。
それはアメリカのスーパー「コストコ」です。
2021年現在では全国33店舗あるので、お近くにあれば使えます。※2024年夏には沖縄南城市に新店舗オープン予定です。
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そんなコストコでの窒素ガス無料には1つの条件がありました。
それは新品タイヤ4本購入です。
それでも、コストコは日本で一番タイヤが安い、だから損はありません。
このお話は以上です。
次では10万キロ越の中古車販売方法です。
10万キロ越の中古車売却方法①
どんな古い車でも、これら還付があります。
- 自動車税の残り
- 自賠責保険の残り
- リサイクル料金
上記払込金の残り期間もありますが数万円はあるでしょう。
加えてアナタの車を欲する買い手があれば、+10万円や20万円もあるのをご存知ですか?
それは輸出業者を顧客に持つ買取業者なんです。
どうやって輸出業者含め高額買取の業者を見つかるかと言えば、一括査定です。
一括査定なら最大8社や9社を呼んで見積もりできますが、少しだけ疲れます。
疲れる理由は、査定士が熱心に「売って下さい攻撃=口撃」してくるから。
そんな彼ら&彼女らは買取仕事に必死なので少しだけご理解ください。
それでもアナタが呼ぶであろう一括査定業者は、買取った車を車オークションで転売するだけが仕事ではありません。
その先にはこんな取引先があるんです。
- 取引ある中古車店に直接販売する
- 外車なら外車専門店に卸す
- トラックなら大型専門店へ卸す
- 国内需要が薄い中古でも輸出業者へ卸す
本来は車オークションに投げるのですが、上記のような特定取引先があればオークションより高く売れるので売却先変更となります。
アナタの車が10年落ちであっても、特定中古車店や輸出業者を顧客に持つ査定士に巡り合えば「普通より高く売れる」、その確率はとても高くなります。
そんな信頼ある査定会社を数社呼べば、査定士が持つ取引先違いによって高い、普通、安い査定額が比較できます。
結果として高く売れるとなります。
高く売れる結果を導き出す現実的な方法、それを次で確認してください。
10万キロ越の中古車売却方法②
査定士を呼ぶ場合は3人から4人以内にすることが大切です。
当時に複数人でも別々に呼んでも構いません。
ポイントはまとめて呼んでも、別々に呼んでもこう一言伝えることです。
「一番高い査定額の方に売却します」
その一言で、査定士達は買い負けしたくない気持ちが起こり、通常より高い査定額を提示してきます。
それもアナタからの売却交渉は一切不要で可能になるんです。 この方法は使えます!
もう1つアドバイスがあります。
一括査定を受けた経験から、こんな査定士が居ますので絶対に対応してはダメです。
「一番高い査定額を教えてもらえれば対応します、頑張ります」
その言葉は半分ウソであり、後からどうにでも変更されるので信じていけません。
そんな甘言にのれば、他に査定士にも広まる可能性となり、結果はアウト=高く売れません。
従ってメモや口頭で伝えられた査定額基準で売却を決めるようにしてください。
もう1つだけありました。
10万キロ越の中古車売却方法③
車売却代金が確実に入金されるかが大切です。
アナタがゲットした一番高い査定額が必ず振り込まれる下記を事前確認してください。
- 査定額と振込金額は100%一致しているか
- 振込手数料はどちらが払うのか(当然、買取側)
- 何月何日に振り込まれるのか
たまに振込手数料を差し引く会社もあるので事前確認してください。
それは振込日も同様です。
振込日が未確認なら、誰でも心配になります。
いくら高い査定額=買取額であっても、アナタが振込手数料を支払う必要は一切ありません。
そう思いませんか?
ちなみに、経験から上記の買取業者にある最大手ガリバーの振込日数は売却後2日でした。※土日祝日除く
2023年8月の記事!
2024年6月の最新記事2つです。
⇒ 10万キロ走行でも10年落ちでも45秒で最高額表示され売却も不要!
では、まとめです。
10万キロ走行で査定ゼロ円ってマジか?海外の一般的走行距離とは大違いの日本が怖すぎる!:まとめ
アナタが適切なメンテ&ケアさえ行えば、車はいつまでも頑張って役立ってくれます。
それほどに優秀で精密なマシーンだからです。
従って10万キロ越であってもメンテ次第でどのようにでも使えます、走り続けられます。
アナタが10万キロ越で良いコンディションの中古車に出会えることを願います。
そしてメンテを続けた車なら売却でも高く売れる可能性大と考えます。
本日も最後までお読み頂きまして、本当にありがとうございました。
また、「探し物スリー!」でお会いしましょう!
●『下取り額が安すぎ!』その理由とは・・・●
実は下取り基準は低く作られていて、高い査定を期待することは難しく、車を高く売ろうとしても売れないのは低い基準の中で交渉しているからなのです。
そのため、車を高く売りたいならもっと査定額基準の高い、下取り以外の査定を利用しなければいけません。
もしあなたが車を高く売りたいなら、下取り以外の査定で本当の車価値を確認してください!
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