外車の認定中古車と聞くと少し高い感じもするけど、普通の中古車と何がどう違うんだろう?
数日前にヤナセから認定中古車フェア案内が届いていたので、自転車仲間でもあるヤナセ営業マンに聞きました。
同じ年式&車種の外車の認定中古車と一般中古車の損得含め違いお伝えします。
読み時間3分です!
外車の認定中古車を買う意味ってナニ?
外車の認定中古車とはメーカーやディーラーが顧客から直接買取った&仕入れた車、メーカー規定で仕入れた車(下取り含め)、検査した車、保証付けた車なので安心、そうなります。
つまり、外車の認定中古車なら新車時点でどの店で誰に売って、どのように整備や故障修理を受けたかの全データが判明しているベンツ、BMW、VW、AUDIとなります。
※ここより外車の認定中古車=認定中古車と書かせて頂きます。
繰り返しになりますが、ベンツ以外でもBMW、AUDI、VW(フォルクスワーゲン)の認定中古車でも上記と同様の手続きで買取られた車、そうお考えください。
中古車なのに身元(初めの持ち主)が分かっている、ディーラー整備手帳から整備内容も全て分かっている、だから問題ないクルマ、そうなります。
上記が外車の認定中古車メリット部分なら、デメリットは何でしょうか?
それは価格が少し高いことです!
もし認定中古車価格が高いのなら、その分として何がどう違うのか、良いのか悪いのか一緒に確認して行きましょう。
外車の所有履歴が分かれば購入してからも安心が長く続く!
アナタが気になるベンツ、BMW、VW、アウディ、そのどれであっても、各メーカーの認定中古車店で購入すれば、事故歴はもちろん、どんな細かい修理でさえ整備手帳に記載されるので安心しかありません!
それと同時に、各外車ディーラー系の認定中古車なら保証が完璧になる、更にもしもの修理であってもディーラーと同じ修理機材&部品を揃える整備工場で行われるので安心しかありません。
次では、そんな認定中古車店のサービス内容と保証を更に詳しくお伝えします。
認定中古車のサービスと保証内容とは何か?①
外車の認定中古車が一般中古車と比較して違う部分、メリットはこうなります。
主要外車メーカーの認定中古車の基準です。
- 正規輸入車である
- 新車登録時点から現在迄のディーラー完全整備記録がある※ほぼ全てワンオーナーの車となる
- 新車登録から5年、8年、10年以内などの規定で選ばれる
- 走行距離も6万キロ、8万キロ、10万キロ以内の車
- 事故車や改造車ではないことは絶対条件
認定中古車はベンツ、BMW、AUDI、VW(フォルクスワーゲン)でも、上記と同じ基準、若しくは似た基準で選ばれているとお考えください。
認定中古車として選ばれた車は、さらなるサービスや保証があります。※ヤナセ資料より
認定中古車のサービスと保証内容とは何か②
認定中古車には、これらサービスと保証がありました。
- 最大100項目にも及ぶ点検・整備が行われる
- 2年間走行距離無制限保証
- 安心のサービスネットワーク(全国販売店で修理できる)
- 24時間ツーリングサポート(出張応急処理やけん引搬送)
ここまでのサービス&保証内容なら、少し高くても認定中古車買う意味もなくはない、そう感じませんか?
私個人で最も興味ある保証項目は「安心のサービスネットワーク」です。
車で数百キロ、600キロと出かけることもあるので、万が一の故障でも現地対応可能ならこれほど安心なことはありません。
静岡でも大阪でも福岡でも沖縄でも同様の安心修理ができる、それは心強い、車で遠出しても安心となるからです。
では、ガリバーなど大手中古車店で車購入すれば保証含めどんな安心感を得られるのでしょうか?
国内最大手のガリバー(都内)へインタビューした4年前の記録からお伝えします。
一般中古車のサービス&保証内容はどうなのか?
ガリバーで我々の質問に答えてくれたのは、国内最大店舗(都内)で車査定士している人でした。
ガリバーが答えてくれた内容です。
- 事故車は絶対に仕入れないことが前提条件です
- 事故車は査定士が見れば直ぐに分かります
- 車を仕入れたら、会社基準の検査項目&基準で調べ、必要に応じてメンテと修理を行います
※最大174箇所点検 - 基本メンテ&修理箇所は共通であり、必要に応じて検査項目が増えます
- 完全に整備された車に、10年保証、7年保証、5年保証、3年保証(外車)等を付けます
※安い車は3ヵ月や半年保証もある - 万が一でも、メーカー整備士と同じ技術で修理を行い、保証期間内は完全無料です
- 未使用車購入なら保証継承手続きのお手伝いもできます
※関連記事「保証継承」に詳細があります
ベンツと同じようにガリバーもほぼ全国都道府県(430店舗以上)に販売店あるので安心と言えます。 ※北海道から沖縄まであります、私自身も行縄店には行きました。※沖縄には1年ほど住みました。
次の次では、認定中古車メリットお伝えしますが、その前にもう1つお読み下さい。
認定中古車店では見つからない外車もあるってマジに!
実は、認定中古車店には過去の所有者歴含め安心の車が多くあるのは間違いありません。
し・か・し・同じ車種、年式、走行距離、コンデションで一番安い車があるのかと言えば、答えはNoです。
理由は認定中古車店では、シッカリした保証(ベンツやBMW含めプロの整備が売り)あるからこその少し高値設定もあります。
この記事をお読みのアナタはそれも(少し高くても保証内容を取るか、それとも安い目の価格を取るか)考慮しながら次をお読みください!
次は少し価格高目でも、認定中古車がガリバー等の一般中古車に比べ少し高く売られている、それをお読みください!
認定中古車のメリット・デメリット比較した!
外車の認定中古車が高い理由は、これらメリットがあるからです。※外車&国産共通
内容 | 認定中古車 | 一般の中古車 |
車の完全整備記録保有 | 100% | 不明 |
前車オーナーを知っている | 知っている | 全く知らない |
修理能力 | 高度な専門知識と能力 | 一般整備士レベル |
整備工場 | 全国ディーラーでOK | 購入店など限定的 |
万が一の保証範囲 | 広い | 普通(限定的) |
保証期間 | 一律2年、3年など | 数か月から年単位 |
事故車混入率 | 0%(身元が分かるから) | ほぼ0%(整備記録確認にて) |
特に「完全な整備記録」がデータ管理されている外車&国産ディーラー認定中古車に事故車が混入する確率は0%です!
中古車店整備士はプロであり普通に修理を行えますが、全メーカーと全車種を完璧に整備&修理はできません。
車査定士からは事故車なら必ず分かると自信の言葉をもらいましたが、100%ではありません。
その理由は、中古車仕入では完全整備記録を持っていない車もある、検査だけで判明しないことも多くある、だからです。
外車の認定中古車メリットは安心を買うことにしかない!
従ってディーラー認定中古車の最大メリットはこうなります。
- 認定中古車は元の所有者確認ができる
- 車の完全整備記録を持っている
- 完全整備することで安心な車でだと証明できる
- 年単位の保証がある
- メーカー整備士がメーカー機械と部品使い整備&修理を行う
- 全国ディーラーで整備&修理が受けられる
上記1~6はメーカー&ディーラーでしか出来ません、一般中古車店では不可能です。
ここでは外車の認定中古車メリットばかり書きましたが、実はこんなデメリットがあります。
外車の認定中古車デメリットは価格が高いだけなのか!?
外車の認定中古車は完全整備して販売される、従って価格が数割など高くなってしまいます。※一般中古車比較
高くても完全整備されているなら良いとも考えますが、保証期間過ぎてからの保証外トラブルが大きな負担となる、その様な可能性もあります。
そんな高すぎるメンテ費用は、こんな方法でヘッジできます。
外車の認定中古車の保証期間と定期点検の方法
定期点検前にエンジンオイル、ワイパー、フィルターなど必要に応じてネット購入して自分で交換する、若しくはベストはカー用品店でそれら購入&交換してもらう。
これら行うだけで、整備費用は大幅に下がります。
つぎに、万が一の修理です。
外車の認定中古車の修理費用を安くする方法がある!
輸入車ディーラーが請求してくるドイツ車の部品代金はあまりにも高すぎます。
現地ドイツの数倍どろこか10倍になるモノが多いとお考えください。
部品代金がどれほど高いかは国産車(同排気量)の価格比較で直ぐに分かります。 その場合は2つの対策方法があります。
- 1つ目は外車(メーカーごと)修理を得意とする整備工場を使う
- 2つ目は海外ネットでパーツの個人輸入をする
もし2つ目を試すのであれば、次をお読みください。
ネットで車パーツを探すと現地価格が分かる!
ネットで「AUTOPARTS」と入力すれば、世界有名パーツ専門店が現われますので、そこでパーツ購入し整備工場へ渡せば激安です。
ほとんどの海外サイトは共通システムなので、メーカー名、車種(モデル番号)、年式、パーツ名(修理箇所から検索可能)を入力すると商品と価格が見れます。
それら価格を日本のディーラー価格と比べたらビックリしかありません。
ビックリのベンツパーツでは、日本のディーラー価格の1/5(輸入経費込み)など激安がありました。※個人の経験
支払はクレジットカード、発送方法は安い国際郵便から少し高いDHLまで自由に選べるので何も問題ありません。
そんな車維持費&修理を安くするのは簡単なんです。
車維持費を安くできない部品とは何なのか?
個人輸入では、安くなるパーツばかりではありません。
ボディパネル関係を海外購入できたとしても、大きいので運賃の方が高くなってしまいます。
ボディパネルの重さはそこそこでも、超大きな箱に入れられたり、大型パレットに乗せられてくるので容積運賃適用となり「輸入運賃倒れ=運賃が高過ぎてペイしない」、アウトです。 ※運賃には重さと容積で大きい方が適用されます。
もう1つはタイヤです。
整備費用をバカ高くする要因はタイヤ交換にあるのか!?
タイヤは容積もですが重さがハンパないので輸入運賃倒れになる、従って日本で購入するしかありません。
タイヤはゴム製ですが、内部に使われているスチールワイヤなど半分近くが金属製だから超重い、そうなります。
私はそんなタイヤ購入ではディーラーやタイヤショップには行きません。
「コストコが一番安く買える」、そうヤナセ営業マンが教えてくれました!?
先週もコストコで窒素ガスを入れてもらいましたが、親切な対応、そして無料です。
どうすれば無料になるのかと言えば「コストコで購入したタイヤ」、そう伝えるだけでいつもOKになります。
ちなみにガソリンスタンドで窒素ガス入れるなら4本で千円以上はします。
あっ、それとガソリン価格もコストコが一番安い、一般ガソリンスタンドより数%以上は安い、それは意外と知られていません。※宣伝とは無関係です。
ちなみに、コストコの2022年3月16日のハイオクは170円 / リッターでした。※他府県では170円後半から180円前後の価格です。
それもあり、私が給油するのはコストコ、それが6年以上も続いています。
次は、気になる外車のメリット、デメリットの部分まとめです。
外車のメリット・デメリットの部分まとめ!
外車の認定中古車は一般中古車より数割高くても多くのメリットがある、それを知って頂けたと思います。
デメリットはアフター(保証範囲外)の高額保守代金と修理だけなので、その場合はディーラーではなく個人でオイル&パーツ交換等々をすればOKです。
私なら、国道にある黄色いオートショップに車持ち込み、いろいろとお願いするでしょう。
そして、タイヤは日本で一番安い(個人で4回は交換経験ある)コストコでミシュランタイヤ交換する、です。
そして、万が一の高額部品交換&修理なら、外車が得意な近くの整備工場を使うしかありません。
その際は、予算に応じてパーツ個人輸入をするかどうかも判断してください。
2023年9月の記事です。
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では、まとめです。
外車の認定中古車購入は得なの損なのアウトなの?中古外車のメリット&デメリットを完全比較した!:まとめ
外車と同じ排気量の日本車を比べれば、外車はとても強く速く走ります!
本当に強く気持ちよく走ってくれて相棒になる、だから使えます!
それらは所有したベンツ、AUDI、BMW、VW他で、この体がシッカリ覚えています。
これからアナタが、本当に愛せる外車に巡り合えることを願います。
本日も最後までお読み頂きまして、本当にありがとうございました。
また、「探し物スリー!」でお会いしましょう。 ●『下取り額が安すぎ!』その理由とは・・・● 実は下取り基準は低く作られていて、高い査定を期待することは難しく、車を高く売ろうとしても売れないのは低い基準の中で交渉しているからなのです。 そのため、車を高く売りたいならもっと査定額基準の高い、下取り以外の査定を利用しなければいけません。 もしあなたが車を高く売りたいなら、下取り以外の査定で本当の車価値を確認してください! ↓
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