アンパンマンの作者である「やなせたかし」が2013年に94歳で亡くなってからもう10年が経ちます。

昨日のTV番組で、彼と伴に長年仕事をしてきた関係者らが語り合っていました。

そして、番組出演の関係者全員が同じ想いを「やなせたかし」に長く抱いていたと話していました、、彼と出会った数十年も前からずうっと同じ想いでいたと。

それは;やなせたかしの人生はアンパンマンそのものだった、彼こそがアンパンマンだった」、、と。

若い頃のワタシも思いましたが、アンンマンのマーチには子供達だけでなく老若男女に通じる愛と勇気と元気、そして平和の想いが込められているんだ、、と。

特に戦争体験を青年期にしているやなせたかしなのもあり、人が不条理に死ぬ、何かの犠牲になって命と落とす、しいたげられる、差別される、搾取される、それ身をもって経験したのかもしれません、

だ・か・ら、その様なことは二度と起こっては&起こしてはならない、人間の薄っぺらな欲望であえう利権&利害で人は生きるべきではない、そう考えたのかもしれません。※個人の考えです。

きっと、作者の戦争体験含めた波乱万丈に満ちた人生があったからこそ、それを支える愛のエネルギー全てを込められ作られたのがアンパンマンとマーチの歌詞ではないのか、そう思えて仕方ありません。※個人の考えです。

読み時間1分少しです。※歌詞を眺めるだけでリズムが浮かび歌えますよ!

「アンパンマンのマーチ」

そうだ! うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも

なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!

今を 生きる ことで
熱い こころ 燃える
だから 君はいくんだ 
ほほえんで

そうだ! うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸のキズがいたんでも

ああ アンパンマン
やさしい 君は
行け! みんなの夢 まもるため

なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わらないまま おわる
そんなのは いやだ!

忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ
どこまでも

そうだ! おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ

ああ アンパンマン
やさしい君は
いけ! みんなの夢 まもるため

時は はやく すぎる
光る 星は 消える
だから 君は いくんだ
ほほえんで

そうだ! うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ どんな敵が あいてでも

ああ アンパンマン やさしい君は
行け! みんなの夢 まもるため

ここからは歌詞の解説とも思いましたが止めます。

理由は、子供でも大人でも人それぞれの状況で生き方で、どのようにも受取れる意味がソコにあるからです。

ただ、これだけお伝えします。

「自他ともに愛し、短い人生の今を一瞬を一生懸命に生きる、そうすれば誰もがアンパンマンになれる」

アンパンマンは1988年10月3日に放送開始され、2023年12月の今では35年にもなります。

何十年も続くTV再放送や沢山のアンパンマン絵本やオモチャが今にあるのは、人間にあるコテコテな本質と不器用な生き方にどう対応するかの比喩があるからかもしれません。

幼い子供達にはキャラあって楽しいストーリーでも、その根底にあるのは人間の生き方をテーゼし、人はどう生きるべきか、愛とは何か、それへのメッセージなんでしょう。

あっ、今、思い出したことがありました、、もう少し書かせて下さい!

2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。

当時、海外に居た私は信じられない光景を映像をTVニュースで目にしました。

地震による前代未聞の巨大津波に飲み込まれる船や街並み、そして逃げ惑う人々がありました。

でも&しかし、避難所では整列して食糧などの物資をもらう人達は整然と並んで待っている、誰も何も信じられない様な恐怖を前にしてもパニックにならず自分と周りを気遣いながら生きようとする人達を、日本人を。

知り合いの欧米人達の言葉を借りれば「あんな生きる死ぬの大災害でもパニックならず冷静に振る舞い、食糧配布でも自然に列を作るなど我々にはあり得ないことだ」「日本人ってそんな人達だったのか、、信じられない」、でした。

そんな中、ただちにラジオ局にリクエスト殺到したのが「アンパンマンのマーチ」でした。

多くのアナタにはもうお分かりでしょう!

やなせたかしの「アンパンマンのマーチ」、それこそが日本人の根底に流れている「心ソノモノ」を歌い上げていたんです、アンパンマンは日本人の心そのものだったんです。

空を軽々と飛び回り「ばいきんまん」をやっつけるアンパンマンこそがアナタや私や日本人の心ソノモノだったんです。

私は長く欧米に住んで当時から思ったのは、あっ、日本人ってこんなにも自分以外の人を深く&強く思い遣れるスーパーな人種だったんだ、でした。

だ・か・ら・アンパンマンは優しさと愛情を込めて「ばいきんまん」を退治していたんだなぁあ、です。

それって、よくある正義のヒーローが一方的に悪い奴らをオモイッキリ退治するのとは大違いなんです。

アンパンマンはどんな人にもライバルにも、海よりも深く&山よりも高い愛情を込めた対応をしていたんです。

その代表的な例は、アンパンマンが自分の体の一部を切り取り(どこの部分だったかは忘れました)お腹を空かしていた誰かに食べさせていた、その光景にこそ慈愛に満ちたアンパンマンの全てが集約されています。

アンパンマンの歌が伝える愛と勇気と元気・・・

それって最高だと思いませんか?

ちなみに、これら記事も書いています!

魂こそが本当の自分であるとする考え方があった!①

人生の見たくない&やりたくないだらけの今を生きる方法!②

ワクワク基準で物事を判断すれば心豊かに生きられる!③

本日もまでお読み頂き、ありがとうございました。

また、「探し物スリー!」で会いましょう!