AT車の最低速度(クリープ現象)は車種によって差がある、国産と輸入車でも差があるのをご存知ですか?
ちなみに、この場合に使われるクリープ=CREEPの意味は「音もなく這いまわる」「忍び寄る」となります。
エンジンON、ギヤDやR状態でブレーキペダルから足を離したら動きだす、アクセルペダル踏んでないのに動き出す、それがクリープ現象です。
クリープ現象はAT(オート)車もしくはセミAT車だけに起こる現象であり、MT(マニュアル)車には起こりません。
そんなアナタの車に起こるクリープ現象の安全と言える最低速度を知れば、ビル駐車場や崖から転落するなどの事故を防げるかもしれません。
読み時間2分でお伝えします。
車クリープ現象の最低速度が危険になる訳とは何か?
最低速度速い車は駐車場での事故、前の車にぶつかる、コンビニへ突っ込むなど事故の原因にもなっています。
最低速度とは「アクセルを踏まない状態で車が勝手に進むスピード」を表す言葉です。
クリープ現象のスピード = 車の最低速度、そうとご理解ください。
最低速度はエンジンON状態で設定されている回転数高い車は速く、低い車は遅く進みます。
日本車の多くはこうなっています;
エンジン高回転タイプ
↓
最低速度が8キロなどドイツ車よりも速い
↓
アクセル踏まないクリープ現象事故も多い、
そういわれています。
では、アクセルを踏まないクリープ現象では、どのような事故があるのでしょうか?
クリープ現象が原因とされる事故がある
これら事故はクリープ現象による速い最低速度が原因とされています。
- 信号待ちでアクセル緩めたら前の車へ当ってしまう
- 駐車場の車止めに強く当ててしまい最悪は乗り越え衝突&転落
- ギヤDとRを入れ違えて急発進になる事故(とても多い事故)
車に前後誤発進抑制装置や自動ブレーキあれば避けられても、未装備車で最低速度が速い車であれば事故になる可能性があります。
疲れている時、そして高齢ならば、クリープ現象の速さ=最低速度の速さに驚きブレーキのつもりがアクセル踏む、それも否定はできません。
クリープ現象の最低速度遅い車はどれか?
クリープ現象の速度計算されているのは外車です!
それもドイツ車なら;
「安全を考えクリープ現象=最低速度は人が危険検知し即対応で完全停止できる5kmほど」
になっています。
ちなみに、大人が普通にユックリ歩く速度は4Kmほどと言われています。
従って、ドイツ車のクリープ現象速度=最低速度5Kmは安全基準を第一にとても考えられています。
フォルクスワーゲン、アウディ、ベンツ、BMWなどのクリープ現象は人がユックリ歩く速度の約5キロほどで安心です。※早歩きの人なら速度6キロほどです。
個人として上記メーカー車全て保有していた頃は;
「アクセル踏まないと何でこんなに遅いんだろう!?」、そう長年(20年間ほど)思っていました。
今ならこう理解できています。
「クリープ現象の最低速度が遅ければ、自分の意思で車コントロールできる、万が一の事故も防げる可能性が高くなる」、それらです。
クリープ現象の最低速度が速い車とは何か?
まずはご自身の車の最低速度を測って下さい。
多くの日本車メーカー設定のクリープ現象の最低速度は5Km〜10Km前後といわれます。
7Kmなら早歩き、8Kmなら超早歩きスピード、10Kmなら小走り程度のスピードとなります。
従って、ユックリ歩く速度の5Km前後の最低速度ならどんな危険回避も可能になる、そうお考えください。※5Kmは人がユックリ歩く程度のスピード
古い年式の日本車の中には、トンデモナイ!?最低速度で飛んでいく車もあるのでご注意下さい。
もう1つお伝えします。
クリープ現象遅い車こそ高級車と言える理由がある!
人間の危険認知&危険回避能力を考えて設計&製造された車こそ高級車だとお伝えします。
記事始めに、私が保有したドイツ車メーカー全てのクリープ現象速度が5Kmなど遅かった、そうお伝えしました。
率直にお伝えすれば、ドイツ車のクリープ現象はユックリで安全、日本車のそれは速目で少し危険となります。
どうしてそうなるのでしょうか?
法律で設定されていないクリープ現象速度がどうして違うのでしょうか?
ドイツ車のベンツは1886年1月29日、ドイツ帝国特許局からカール・ベンツに初めての車特許が交付されました。
日本の車製造の歴史は1945年以降でしかありません、それもアメリカ車コピーからの歴史です。
1945年頃に日産が、そして1950年代にトヨタが車製造を開始しました。
少し根暗でも物事を突き詰めるドイツ人が世界で初めて開発した自動車。※個人的にドイツ人との仕事あったので根暗レベルが分かります
ドイツ人の歴史と宗教規範から来る厳密さ、厳しさ、それら全てがドイツ車と道路環境と周辺ルールを作りました。
だから、人の命を権利を重視するクリープ現象の最低速度が決められた、そう考えます。※個人の意見
やはり、クリープ現象が遅い車はとても良く考えられた車である、人命を重視している、安全である、高級車である、そう考えます。
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では、まとめです。
AT車クリープ現象でも安全速度5キロのドイツ車なら事故にならないのは超マジか?:まとめ
クリープ現象を上手く使えば、超低速の駐車場や渋滞時のノロノロ運転でも安全で便利に使えます。※個人の経験から
個人的にはベンツEワゴンとゴルフGTIのクリープ速度は5Kmで心地よく、クリープに違和感なく、そこからアクセルを自然に踏めてとても安心でした。
逆にクリープ現象でも10Kmなどのスピード速い日本車なら事故につながる可能性もある、そう考えます。
もし、車購入予定あれば、試乗時にクリープ現象速度=最低速度をチェックすれば便利で安全な車を選べる、そうなります。
そうすれば、万が一の事故率がとても低くなるので安心です。
本日も最後までお読み頂きまして、本当にありがとうございました。
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