昔のサブプライムローンではアメリカ住宅ローン破産の最大原因となりましたが、更にそのダメダメな住宅ローンを証券化し世界中で販売&ばらまいたことにより世界的大不況を招いてしまいました!
それこそが2008年9月に起こった、あのリーマンショックなんです!
移民を毎年70万人以上(昔は100万人など)も受け入れ続け人口増加するアメリカでは、長年に渡り低所得者層向けの(移民者中心)住宅販売に力を入れてきました。※車購入も同様であり詳細後述させて頂きます。
それら低所得者層に対しとても緩いローン審査=ウソクソ貸出しを続け倒産に至ったのが2008年9月のリーマン・ブラザースによるリーマンショックでした。
アメリカには、昔から人口の約半分以上にもなる低所得者層に向けた車ローンがあります。※2023年アメリカ人口約3.3憶人
そんなアメリカの低所得者層に向けて昔に作られたのが「残クレ=残価設定ローン」、なんです!
従って!?、日米の残クレは同じシステムであり;
「もし使えば危険が危ない」
「最初は低金利でも数年後には高金利に大変身する」
「一生に渡るローン地獄になる可能性あり」、
それらお伝えする記事です!
では本番に入ります。
読み時間4分程にお付き合いください!
サブプライムローンの残クレを一度でも使えば無限返済ループに巻き込まれるしかない!
最初に、日本でもお馴染みの残クレ=残価設定型ローン=アメリカの低所得者層向けローンなんです。
※残価設定ローンはアメリカで生まれた最悪のローンシステム。
ここより残価設定ローン=残クレと表記させて頂きます。
記事タイトルに「サブプライムローンの残クレ」としましたが、サブプライムが意味するのは低所得者(優良でない顧客)であり、それを車に応用したのが残クレ(残価設定ローン)だからです。※後述で詳しく説明させて頂きます。
残クレなら車両価格半分を3年後や5年後に支払う、その支払い期間は低金利ローン支払いで済む、助かる、そりゃあ誰でも利用しますよね?
し・か・し、残クレ契約終了する3年若しくは5年後になっても残金のほぼ半分しか支払っていない、そんなアナタがいます。
じゃあ、アナタはその時になって何をどうするのでしょうか?
アナタが取れる行動はこれらに限定されます;
- 残金半分を一括返済して車を自分のモノにする、
- 新たなローンを組みなおすことで残金半分を支払い続ける、
- 若しくは車をディーラーに返却する、
注意:残クレは車代金の半分(1/2)を3年か5年ローンで支払いますが、ローン金利だけは新車代金の全額(100%)に対し初めから掛かっている&払い続けることになります。※詳細後述します。
それらどれかの選択を迫られる、そうなります。
アメリカでは残価設定ローン購入した車の返済不履行、ローン焦付き問題、自己破産が2016年頃から報道されていましたが、特にコロナ禍から今現在に至る迄に社会問題となっています。
昔から日本は必ずアメリカの後追いする国であり、やがて残クレ支払えない人達の数が大爆発する、そんなサブプライムローンの残クレ問題が日本でも報道される日は直ぐかもしれません。
もう結論ですが、残価設定ローンだけは絶対に使わないで下さい!
もし使えば、損は120%あっても得は1%もない、、だからです!
アメリカの誰もが同ローン使い多くの損失を出している、自己破産している、それは既に証明済の現実、だからです。
サブプライムローンの残クレが問題視される日がいつか来る!
住宅のサブプライムローン問題は知っていても、まさか車ローンでそんなのあるの?
記事冒頭にも書きましたが、2008年のリーマンショックの大本はサブプライムローンで儲けようとしたリーマン・ブラザースが原因だったんです!
実は、そんな今に問題になりつつあるのが「サブプライムローンの残クレ」なんです。
※「残価設定ローン」詳細は関連記事お読みください。
正確にお伝えするのであれば、サブプライムローン=貧しい人達の車ローン=残クレ、です。
アメリカでは移民含め多くの低所得者層に車売るために「残クレで車販売に力を入れてきた」、それがアメリカの現実です。
しかし、3年後や5年後に完済すべき残価支払いできないローン利用者が爆発的に増え続け、結果としてサブプライムローンの残クレ問題が拡大中である、そうご理解ください。
ここは日本の残クレお伝えする内容ですが、一体、アメリカで何がどうしてそうなったのか、 もう少し書かせてください。
それをお伝えすることで、理解して頂くことで、残クレを簡単に利用する、そのリスクだけは避けられると考えます!
アメリカでサブプライムローンの残クレ問題が起きているのはナゼか?
まずサブプライムローンの意味からお伝えします。
サブプライムローン=Subprime lending、
意味的には優良顧客でない人(貧しいなど含む)、裕福でない人、2番目の人、そんなサブプライム層の人達に貸し付けるローン商品を指す言葉です。 ※基本的には裕福でない移民の人達に向けたローンとなります。
日本に人種階級制度(差別)はありません、基本的には!
従って、融資でサブプライムローンなどの差別的な言葉は使いません、使えません。
し・か・し、アメリカ人口は約3.3億人もあり、毎年約70万人以上の正規移民受け入れ、加えて2019年の単年度報告では不法移民数100万人越などのデータもあります。
そんな中、アメリカでは貧富差が激増している、人口増加の多くが貧困層若しくは低所得者層に属しているのがアメリカの現状なんです。
そんな中で「残クレ」が生まれました。
2024年のアメリカでは中間層という言葉が死語に成りつつある状態なんです。
そんなアメリカで残価設定ローンが生まれた理由です。
- 通常な正式ローン審査に落ちてしまう貧困層にもローン組ませないと儲からない、
- 貧困層向けに簡易融資する為のローンとしてサブプライムローンの残クレが生まれた、
※住宅サブプライムローンは昔からありました。
結果、残クレが支払えなくなった人達が大量発生、サブプライムローンの残クレ問題となった訳です。
日本の現状と比較する必要もあり、次ではアメリカでサブプライムローンの残クレ問題が起きる原因お伝えします。
サブプライムローンの残クレ問題が起きる根本原因を探る!
ここではサブプライムローンの残クレ問題の根本原因お伝えします。
アメリカでサブプライムローンの残クレ問題が激増している根本原因にはシステム構造があります、以下;
- 移民系含め低賃金で働くしかない人口層が毎年増え続けている、
- アメリカ社会は一部の富裕層と大多数の低所得者層に二分されている、
※年を追うごとに中間層が大きく数を減らし、低所得者になりつつある=日本も同様 - 経済不況=収入格差や不景気でやコロナ他で新車が売れていないアメリカ、
- だ・か・ら・売上アップの為に借りやすい残クレが採用されている、
- それでも残クレ完済できず、ローン破産者を増やし続けている、
- 2024年現在ではアメリカどころか全世界で新車売れずに全メーカーが苦しんでいる、
上記もあり、残クレ契約時に決めた3年後、5年後の買い取り価格を決済できない人たちが激増、それが大問題になっているアメリカ含めた全世界なんです。
そんなサブプライムローンの残クレ大問題とはこれら2つです!
残クレのヤバイ契約条件その①
まず1つ目は契約問題です。
サブプライムローンの残クレ契約では、ディーラー各社は契約時に決めた3年後、5年後の買取価格を守らなければならない
↓
もし、超不景気で3年&5年後の中古車価格大暴落しても、ディーラーは契約価格で買取らなくてはならない=ディーラーは大損となる
↓
3年後や5年後に中古車価格安定していれば、契約時に決めた「買取価格でディーラーは儲かる」、
そうなります。
残クレのヤバイ契約条件その②
2つ目の契約はこうなります。
残クレでも3年後、5年後の最終買取価格決めない(未設定)契約がある。※契約方法による
↓
3年や5年経って車売却し残価50%を支払おうとしても、中古車価格暴落では安くしか売れない、安くでしか買い取ってくれない。
↓
結果、中古車価格が大幅ダウン、残価50%支払えない契約者が大量発生し社会問題になっている!
中古車価格さえ安定していたら契約者は残価50%を支払えたはずが、中古車価格暴落では売ろうにも売れない、残価を支払おうにも払えなくなる。
上記その1でローン支払いができなくなった人達、、、、
上記その2で中古車価格暴落により最終支払いができなくなった人達、、、、
それらの多くが自己破産となっているアメリカです。
しかし、、残クレで自己破産者増えるのは、予想外に安くなった中古車買取額だけが原因ではありません。
次でお伝えします。
残クレの複雑すぎる借入ルールが残価を50%以下にしている!
契約時に、3年後の残価50%と決めても、それが履行されるのかは確率論でしかない、その理由含め同ローンにある多くのリスクお伝えします。
ローンリスクは項目ごとにお伝えしますが、基本的に超無理のある残価設定ローンのルール、そう考えます。
言葉は悪いかもしれませんが、初めから約束事が守られないのを分かっていながらの「残クレ」、そう思ってしまう自分があります。
だ・か・ら、アメリカでも3年や5年後の買取価格、査定額に不満足だった、受け入れられなかった人達が多くいた、だからアウトになった訳です。
では、残価設定ローンのリスクお伝えしていきます。
残クレで3年後の車返却で判明する大問題とは何か?
3年後の車チェックでボディにキズがある、装備に不具合がある、走行距離が多い(毎月決められた走行距離以上)など決められたルールに違反すればアウトになる!
つまり、約束した残価50%では絶対に買取ってもらえましぇん!?
もしかしたら約束した予定買取額の40%や35%になるかもしれません。
それってひど過ぎます!
車を普通に走らせるだけでも小石が飛んできたりでキズが付く、いたずらに遭うこともある、だからです。
走行距離だって、楽しければ、旅行するなら長距離になってしまう、それは仕方ありません。
メーカーはそれら人間の行動形態把握していながらの「無理難題ルール」を残価設定ローンに定めている、そうお考えください。※私個人はそう考えます。
次は、残価設定ローンで車乗り換える場合のリスクです。
いつも同じメーカー車しか選べない残クレは最悪でしかない!?
3年や5年後になれば、人の好みも生活環境にも大きな変化が現れる、それは容易に想像がつきます。
そうであっても、残クレで次の車に乗りかえようとしても同じメーカー車を選ぶルールになっています。
もし、アナタが同じメーカーOKでも、3年後のガールフレンドや奥さんは違うメーカー好きと言うかもしれませんよね!?
転職、引っ越し、結婚、 新しい家族が増えているかもしれません。
もっと現実的に言えば、3年後のアナタは外車に乗りたい、そうなっているかもしれません。
はたまた、3年間で色々あって資金難になり車売りたい、激安中古車しか乗れない、それもあるでしょう。
どちらにしても、同じメーカーしか選べないはアウトとお考え下さい。
次は、残クレ全ての記事でお伝えしてきた「金利が高い」、それです。
実は残クレの金利が車ローンで一番高かった!
残クレでは意図的に1~3%などの低金利を宣伝しています。
実は、そう宣伝するには訳がありました。
多くの人達は残クレは車両価格の50%(半分)にしか金利がかかってない、そう思い込んでいるようです。
し・か・し、残価差し引いた50%の車両価格にもローン契約最初からシッカリ金利がかかっているんです!
つまり最初の契約時から車両価格100%(1台分)全部に金利かかっている、そうなっています。
もっと言えば、これらです!
毎月少ないローン支払いでも結局はローン期間が長くなる、
ローン期間長ければ最終的な総支払額も増える、
結果ローントータルでは安い金利にはならない、
だからアウト!
アメリカも日本も、車メーカーがやることはどこも同じですね?
我々一般人を素人だと思って好き勝手している、だからアナタには高リスクの残クレは使って欲しくありません。※個人の意見
そんな残価設定ローンだけじゃなく、こんな根本リスクも日本と日本人には存在します。
30年近く給料上がらない日本に何が起こるのか?
日本は主要国中でとても給料が安い、税金がとても高い、そこに加えて「人口減少=高齢者増大=出生率低下=税収激減=エネルギー含め全ての物価高騰」となり、最悪でしかありません。
2023年から2024年などはヒドイ物価上昇も伴い、同じ給料どころか超マイナス給料の今となりませんか?
それらにより長時間労働を強いられるのに給料が安い、1995年頃から30年も給料が増えていません、アウトしかありません。※辞めれないブラック多いのも特徴です。
少し古くてもアメリカ労働省統計局の平均労働賃金はこうなっています。
2019年12月発表 平均時給 : 24.98ドル(約2,700円)※2024年のドルレートなら約3600円
アメリカは週給制平均年収 : 51,960ドル(約562万円) どうですか? ※同上で約750万円
結構ショックな数字だと思いませんか?
日本は時給1,000円前後など長年変わっていなくても、アメリカもイギリスもフランスもドイツも給料自体は上がり続けているんです。※それら各国に物価は日本より高い現実はありますが。
日本以外の主要国でなら失業保険も生活保護も補助金も普通&簡単にネット審査だけで受けられる(2時間から3時間のネット手続きのみ)、それら国民は万が一の保険受ける権利を有している、
だから欧米各国でなら何も恥じることなく簡単にそれら受給手続きが行えているんです、日本とは大違いで!
そんな欧米と日本の収入価格差、給料の少なさが車ローン返済にも大きく影響すると思いませんか?
加えて、新型コロナで日本に限らずどの国も終わりそうです、失業率がどんどん上昇中、失業期間が長引けば貯めたお金の全て失うかもしれない、、
でも欧米には即断&即決の社会保障制度の多くが準備されている、です!
では、もっと踏み込んでサブプライムローンの残クレ問題=残クレお伝えします。
ローンの中で最も利用リスク大きい残クレはヤバイ!
大変にお手数ではありますが、残クレのリスク、デメリットは下記をお読みください。
とても詳しく書きましたので、ここでアレンジしてお伝えするより良いと考えます。
それが日本ならこれらです;
- 日本は30年近く給料が増えていない、※1990年前後から2024年
- 2024年なら物価ドンドン上がり同じ少ない給料で食費や電気ガス上がり過ぎて超苦しい、
- だから新車購入者は減り続けている、
- 若い人達の免許取得率も下がり続けている、
それらに間違いありません。
それら原因あっても、毎月のローン支払額を最小限にすれば車販売が伸びる、だから日本でも残価設定ローン導入となりました。
つまり毎月の車ローン支払を最小限にするために生まれたのが残クレ、そうなります。
そうであっても、新車でも中古車でも残クレには大きなリスクが伴います。
そんなメーカー都合で生まれた「残クレ」なので、我々ユーザーに取ってはこうなります。
毎月の支払いが安く見えても、支払回数の長さから支払総額が大きくなる、結果として始めは低金利に見えても最終的には低金利とはならない、損をする、です。
それでもアナタは残クレを使いますか?
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まとめ前に、も1つ知って下さい。
人から車を借りた気分になる残クレって何のこと?
残クレでは、どうしても納得が行かない部分があります。
それは3年後や5年後に○○万円で買取るから、キズを付けてはダメ、多く走ってはダメ、事故などは論外、それら条件がシッカリ契約で明記されているからです。
そんな条件付きなら、愛車と呼べる取扱いができません、借りてきた車にしか感じられません、そうなりませんか?
加えて、半分は人の車(ディーラー帰属)なので高額な任意保険加入も残クレの利用条件として求められます。
半分は人の車(ディーラー帰属)なので、車にもしものことがあれば完璧に修復しなくてはならない、だから任意保険は必然となります。
更にさらに、任意保険もディーラー経由で加入すれば、その手数料もディーラーの懐(ふところ)に入る、これで往復ビンタになる、そうではありませんか?※個人の考え
もうまとめですが、最終アドバイスは車購入で残クレ=残価設定ローンは絶対に使わない、です!
2024年6月アップで一番読まれてる記事です!
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では、まとめです。
サブプライムローンの残クレ(残価設定ローン)使えば100%アウトになるしかない!:まとめ
記事をお読みになったアナタは何をどうお感じになりましたか?
内容が少しアレでも長くても、アナタのお役に立てたのであれば嬉しいです。
コロナもあり、世の中はどんどん変化しています。
個人の感覚ではコロナ前には二度と戻れない世界システム、そう考えます。
世界中で現場作業だけでなくAI含め仕事も収入も減り続けてます。
AI関係で人がする仕事は激減しても、AI自体の進化はすさまじい速さなのもあり、これからも人がする仕事をドンドン奪うAIなのは120%間違いありません。
そんな中、車を安く購入できる的なウソ(残クレ)で売上アップさせようとする車メーカーなんです。
そう、今思いました!
その意味は残クレで可能&得られるメリットは「車を数年間など一時的に利用できる権利」、それだけです!
アナタは記事から何をどうお考えになりましたか?
本日も最後までお読み頂きまして、本当にありがとうございました。
また、「探し物スリー!」でお会いしましょう! ●『下取り額が安すぎ!』その理由とは・・・● 実は下取り基準は低く作られていて、高い査定を期待することは難しく、車を高く売ろうとしても売れないのは低い基準の中で交渉しているからなのです。 そのため、車を高く売りたいならもっと査定額基準の高い、下取り以外の査定を利用しなければいけません。 もしあなたが車を高く売りたいなら、下取り以外の査定で本当の車価値を確認してください! ↓