今回も私と同じロードバイクチームのメンバーで高齢者(65歳から75歳)で独り住まい、その人達へバーや居酒屋でインタビュー続けること3か月、やっとリアルな年金生活者仕事を記事にできる日がきました。
※ロードバイクに乗るロードバイカーとは派手なヘルメット&サングラス&ウエア+ペダルと直結する専用シューズで超前傾姿勢を保ち、見るからに速く走りそうなロードバイク(重量約7から8キロ)を平均時速約30キロで走りながら50キロから100キロ以上などの長距離を走り続けられる人達を指す言葉です。
そんなロードバイク仲間には高齢のお金持ちもあれば、多くは少ない年金をやりくりしてもロードバイクで走れる喜びをいつまでも感じ続けていたい、だから仲間同士+アルファの情報源を使い少しでも良い仕事を選ぶ知識を持っています。※仕事の情報交換をする。
当記事をキーワード検索したアナタにも、少ない年金、高齢者の独り賃貸住まい、家族も友達も居ない、そんな多くのロードバイカー、そしてアナタが何をどうすれば生き易い仕事を見つけらるのか?
それをお伝えしていきます。
2025年の今、日本に大勢いるであろう;
「生きるのに必死の高齢者」「どんどん増え続ける高齢者」
の悩みを少しでも解決すべく、ほんの少しでも高齢者の心を軽くすることを願いながら書かせて頂きました。
読み時間3分がスタートです。
サラリーマンと自営業では大きく違い過ぎる年金額に唖然騒然するしかない!
今更もあり、年金制度どうこうは書きません。
ただし、サラリーマンの多くが加入する厚生年金(一階部分は国民年金、二階部分は厚生年金)、そして多くの自営業者が加入する国民年金、その違いだけは少し説明させて下さい。
年金の加入期間は480ヶ月間(40年間)納めて満額受給となり、満額とする金額は各自の数十年間に渡る平均給与から算出されるので予想不可に近いモノがります。
※たまに国から届く年金定期便だけでは、実際の受給金額は予想は不確か過ぎて当てになりません!
サラリーマンの厚生年金加入で生涯の平均年収を約480万円と仮定すれば、65歳以降、1年間でもらえる年金総額は約145万円であり、月額にすると約12万円となります。※国民年金分を含めた支給額
自営業の国民年金だけであれば年収に関係なく国がアナタに定めた金額を480ヶ月(40年間)納め続ければ、2025年なら毎月約6万9千円の年金額となります。
もう、お分かりでしょうか?
厚生年金加入なら会社負担分あるので給与額によって毎月なら10万円以上から20万円程の年金額となりますが、個人で毎月納める国民年金であれば、何をどう頑張っても月に約6万9千円が一番多くもらえる額となります。
そうです、とても不公平な年金の支給額であっても、現在の年金システムではどうしようもありません。
結果、年金の多い少ないで、年金受給開始後の仕事選びも、働かざるを得ない労働時間も違ってくる、そうなります。
では、何をどうすれば良いのでしょうか?
それら含め生きる為の働き方ノウハウお伝えして参ります。
まずは、高齢者、年金生活者がする仕事に関してです。
年金生活者がするKの付くキツイ仕事には種類があった!
Kとはキツイ、汚い、危険を指します。
世の中にある年金生活者向(高齢者向け)とされるKの付く多くの業種を目にします;
- 警備関係(オフィス、商業施設、工場、工事現場と交通整理等々)
- 清掃関係
- マンション管理人
- 介護職員
- 内職含む軽作業(組立、ピッキング等)
- 工場作業員
- ドライバー(軽貨物配送やタクシー運転手)
- 駐輪場管理(シルバー人材センター関係)
それらどれもが高齢者向けの仕事であり、基本的にほぼどれもキツイ仕事、そう定義できます。
でも&しかし、それらキツイ仕事カテゴリーの中にあっても;
- 超キツイ、
- キツイ、
- まぁあやれる、
- 割と楽、
まぁあ、現実的には1と2にあたるキツイ仕事が殆どになる、そうご理解ください!
それらキツイ仕事が、どの仕事カテゴリーにもあるのを多くの働く高齢者や年金生活者は知りません。
えっ、そんなバナナだと思いますか?
でも、現実として、今回インタビューした高齢者ロードバイク仲間の多くが経験していたんです。
同じKの付く仕事であるのに労働条件の良し悪しがあるのはナゼなのか?
同じKの付く仕事であっても労働条件は様々です、以下;
- 賃金が大きく!?違う(賃金の良し悪し)
- 休み時間の有るなし!?(長め&短め&他)
- 厚生年金(含む健康保険)や雇用保険&有給休暇ある仕事と無い仕事がある、
それら労働条件の違いは、これらによるモノと考えられます;
- 会社の経営方針によるモノ、
- 会社が中小や零細企業であり良い労働条件を提示できない、
- 大元の大手取引先から直接請け負った仕事ではなく、二次受け、三次受けの仕事なので良い労働条件を提示できない、
様々な会社からの求人があっても、それが直接雇用なのか、二次受けや三次受けなどの間接雇用なのかは面接時に確認しなければなりません。
それにより、少しでも多い給料、きちんとした休み時間、不安なく働ける社会保障(厚生年金、健康保険、雇用保険、有給休暇など)、それら併せた労働環境などが期待できるからです。
※65歳以降も働けば社会保障は差し引かれますが、その分として厚生年金受給者であれば、少しずつでも年金が増える方向で見直されます。
※厚生年金天引きは70歳の誕生日で止まるので安心して下さい。
そんな直接や間接雇用もそうですが、同じ業種でも会社によって全然違うキツイ&楽などの仕事内容をアドバイスしていきます。
同じ業種名なのに仕事内容を事前に把握すれば楽に働けるのか!?
記事の前半で高齢な年金生活者が多くしている業種を列記しました、以下;
それらを例にして、キツイ目に遭わないであろう!?業種選びのポイントお伝えしていきます。
※仕事が直接雇用か二次受けや三次受けの間接雇用かの判断はどの仕事にも必要です。
1. 警備関係(オフィス、商業施設、工事現場とその交通整理等)
職場人数の多い少ないもありますが、オフィス警備は比較的に楽な仕事の場合が多くあります。
それに比較して、大規模商業施設やスーパーは警備で長時間歩くこともあり、体力&精神力が求められる、そうお考え下さい。
工事現場の警備なら野外仕事も多く、炎天下や極寒での交通整理等は体力も気力も奪いかねないのでおススメしません。
2. 清掃関係
オフィスビル清掃は規模にもよりますが、比較的にやりやすい仕事でも絶えず歩く、掃く、拭く、磨く、などの繰り返しが多く続き体力が必要です。※足腰を痛めやすい仕事です。
ホテルの部屋掃除なら一部屋を何分でキレイにする決まりもあり、独りテキパキする仕事が求められます。
3. マンション管理人
マンション管理(清掃がメイン)はそれ程にはキツイ仕事には分類されません。
楽とは言えないまでも、誰でもやれるのがマンション管理の仕事、そうお考え下さい。
働く場所が小規模マンションならマイペースの独り作業も可能であり、働く者同士の人間関係を気にすることは皆無かもしれません。
※ただし、小中&大規模などに関わらず、マンション住人達からのクレームや要望への対応、「あの部屋の誰さんがどうしたこうしたのクレーム話や噂話の相手はどこのマンション管理人でも必ずあり」、アナタがその話し相手にされる、改善を求められる、何かしらの場違いな要求されることもある、そう考えて間違いありません。
しかし、大規模マンションであればグループ単位の行動になるので、仕事内容が楽かどうかより、仲間同士のやり取り=仕事場の人間関係に疲れる、それらあるのは覚悟してください。
4. 介護職員
介護職員は肉体的にどころか、精神的にも相当にキツイ仕事であり、高齢者がやってはダメな仕事ナンバー1となります。
介護求人の宣伝では給料が良い、入浴おトイレの仕事はしないでOK等々あっても、基本的に人が足りない仕事なので、それらは本当ではありません。
とにかく高齢の年金受給者がやってはダメな仕事のナンバー1が介護職員です。
5. 内職含む軽作業(組立、ピッキング等)
個人の認識ですが、何かの「軽作業」とあっても、仕事で重いモノを運んだり、上げ下ろしするなど当たり前なのが軽作業には含まれます、多くの場合。
もちろん、仕事にはスピードが求められるのは勿論、もし細かいモノを扱うなら目が良くなくてはならないし、何か選別したりを組み立てたりするにはそれなりの判断力や手先の器用さも求められる、です。
6. 工場作業員
どんな工場勤務でも、キツイはあっても楽な仕事など一切ないので最初からパスして下さい。
7. ドライバー(軽貨物配送やタクシー運転手)
若い頃からタクシー運転手や貨物配送の仕事経験あれば、ドライバーを選んでも構いませんが、高齢者のドライバー仕事ではこれらの注意点は忘れずに!
- 加齢と伴に目がドンドン悪くなり、高齢で近視の夜間運転は危険スギル、
- 高齢者ドライバーが仕事中に起こした事故でも補償してくれない会社もある、
8.駐車場管理
駐車場管理はドンドン入ってくる車を直進や右へ左へと指示出すのが仕事です。
しかし、もし駐車場内で車同士が軽くでも当たれば「駐車場での指示が悪いからそうなった」、そう管理者のアナタへ責任転嫁されるケースがあるかもしれません。
そんな事故=トラブルのリスクは誰も取りたくありません、それが安い時給でなら尚更にです。
どうですが、ここまでで直接&間接雇用、各業種の良し悪しが何となくでも感じられる様になりましたか?
次では、もう少し突っ込んだ仕事条件の交渉術をご説明します。
仕事内容も労働時間も交渉可能なのはナゼに?
多くの職種と大まかな業種説明をしてきました。
ここでもう一つあります。
それは時給は変えられなくても、労働条件(働く時間や出勤日等々)は交渉可能である、それをお伝えしていきます。
昔は週5日はフルで働くのはどこの職場も普通であり、それに対し何かしらの要望を出す労働者はほぼいませんでした。
しかし、ここ数年、特に超人手不足の2025年はそうではありません。
どこの現場も人が足りない、ならば採用人数を予定より多くし(応募者があれば);
Aさんは普通の週5日出勤OKでも、
Bさんは月、水、金の週3日出勤、
Cさんは火、木の週2日出勤、
Dさんは毎日の週5出勤でも午後から終業まで、
雇用側の会社がそれらスケジューリングすることで、仕事を廻している会社も多く見られる今現在です。
そうなら、アナタもご自身の体力や都合に合わせた出勤スケジュールを雇用先にお願いしてみてください!
もし、アナタの希望が受け入れられるのであれば;
「そこで働ける」
「働きやすい仕事場になる」
「何年も務められるかもしれない」
それら可能性大となるでしょう。
まとめ前に少しだけ余談を書かせて下さい。
警備会社ならほぼ全員同じ給与でボーナスも退職金もない!
今回の仕事インタビューで驚いたのは、警備会社に何十年も勤務経験のある人の労働条件でした!
その警備会社がTV宣伝するような大会社でも、警備会社の正社員はほぼ全員が同じ給料(同じ時給)であり、ボーナス支給する会社はほぼゼロ(もしあっても少ない金額)、さらに退職金ゼロも当たり前だとか!
給料も残業代を含めても(厚生年金含めた税引き後)30万円などはるかに及ばず20万円代が一般的だとか。
そんな労働条件なら結婚もできない、もし、結婚しても共働きでしか家庭を維持できない、そうなります。
今回は年金生活者の仕事内容でしたが、若い頃から正社員と言えども、業種によっては超シビアな労働環境で働き続ける人達も大勢いる、それを知ったインテビューでもありました。
では、まとめです。
年金生活者がやれる仕事ってどれとドレ?マイペースで働ける仕事なら楽できるのか!?:まとめ
今の時代、自分に合う仕事をどんなに多く探しても中々見つかりません。
もちろん、記事に書かせて頂いた職種毎の特徴、メリット、デメリットで選ぶのは当然でも、そこから更に踏み込んで労働条件(働きやすい曜日や時間帯をリクエストする)を少しだけ交渉すれば、もっと働きやすくなる、それが可能な程にどこも人材不足な日本社会なんです。
日本は2011年から継続的な人口減少が長く続き、仕方なく移民や海外研修生名目で労働者を集めてきました。
でも、それって日本人の仕事を奪ってしまうどころか低賃金化を当たり前にする超危険な労働者達なんです。
雇用する会社側も外国人労働者を低賃金で集めて働かせても長くは続かない、それどころか、いつかは辞めて自分達で起業する、いつかはお金を貯めて祖国に帰ってしまうリスク大の労働力である、それを理解し始めてます。
そんな今に、もちろん意思疎通100%で見識も認識もある、指示通り真面目に働いてもらえる日本人、単純に若い人達だけより働く年金生活者雇用が徐々に進んでいる今にある、そうお考え下さい。
本日も最後までお読み頂きまして、本当にありがとうございました。
また、「探し物スリー!」でお会いしましょう!


