自動ブレーキや安全装置と聞けば、その車は安心&安全と思うのは間違ってる、それにお気付きですか?
自動ブレーキでも時速30キロまでしか対象物感知できない&作動しないレーザーレーダー(赤外線)もあります。
安全装置であっても大切な人間を感知しないでモノだけ感知するシステムなら役立ちません。
さらに、逆光や悪天候で性能大が大きく下がる単眼カメラ等々、問題はいろいろあります。
アナタが購入しようとする車の安全装備(性能)次第で危険と安全の線引きがされてしまいます。
そんな各メーカーが採用している安全システム名と機能を理解すれば、アナタと同乗者を強く守ってくれる装備が分かる、高い安全を確保してくれるでしょう!
更に、対人や対物それぞれに作動する安全システムも分かるでしょう!
読み時間2分と短くても密度の高い内容お約束します。
比較で分かる本当の安全性能がある!
ここでは事故を未然に防ぐ「アクティブセイフティ―」のシステム名称と危険検知方式、そして代表車種名を書かせて頂きます。※月間自家用車資料より
システム名 | 検知システム | システム採用車種 | |
トヨタ | トヨタセーフティセンスP | ミリ波レーダー+単眼カメラ | プリウス・CH-R・クラウン |
トヨタセーフティセンスC | レーザーレーダー+単眼カメラ | ヴォクシー・ノア・エクスファイア・アクア・シエンタ | |
プリクラッシュセーフティシステム | ミリ波レーダー | アルファード・ヴェルファイア・ハリア・レクサスNX | |
アドバンスド プリクラッシュセーフティシステム | ミリ波レーダー+ステレオカメラ+近赤外線投光器 | レクサスLS | |
日産 | エマージェンシーブレーキ | 新型ミリ波レーダー | スカイライン |
エマージェンシーブレーキ | ミリ波レーダー | NV350キャラバン | |
エマージェンシーブレーキ | 赤外線レーザーレーダー | ディズ | |
エマージェンシーブレーキ | 単眼カメラ | エクストレイル・セレナ | |
ホンダ | ホンダセンシング | ミリ波レーダー+単眼カメラ | 新型N-BOXシリーズ・レジェンド・ヴェセル・ステップワゴン |
シティブレーキアクティブシステム | 赤外線レーザー | 旧フィット・シャトル・旧S660 | |
マツダ | アイアアクティブセンス | ミリ波レーダー+近赤外線レーザー+単眼カメラ | デミオ・CX5・CX8、アクセラ |
スバル | アイサイト バージョン3 | ステレオカメラ | スバルXV・インプレッサ・レヴォーグ |
スズキ | レーダーブレーキサポート | レーザーレーダー | アルト |
レーダーブレーキサポートII | ミリ波レーダー | パレーノ | |
デュアルセンサーブレーキサポート | 単眼カメラ+レーザーレーダー | ワゴンR・スイフト | |
デュアルカメラブレーキサポート | ステレオカメラ | ソリオ・イグニス | |
ダイハツ | スマートアシストⅢ | ステレオカメラ | タント・ミライース |
三菱 | イーアシスト | ミリ波レーダー+単眼カメラ+超音波センサー | アウトランダー・アウトランダ―PHEV |
※黄色マーカーは高度な基本安全システムです。
各社でシステム名も検知システム名も違うので、どれがどう良いのか分からない、それはアナタだけではありません。
メーカ毎に違う基本検知システムを採用&研究し、そこにオリジナル安全プログラムを設定することで大きな性能差が出る、そうお考え下さい。
上記の安全装置データは2017年秋に調べアップさせて頂きました。
そんな5年以上前でも、とても安心に使える安全装費も多くあるんです!
何をお伝えしたいのかと言えば、2023年に2017年の安全装置付きの中古車を買えばとても使える、それです。
本題の安全装置比較に入る前に、4年、5年落ちの安全装置付きの中古車メリットをお伝えします。
新車の半額以下でも使える安全装置がスゴイ!
車の安全装置は2012、13年頃からあっても、とても基本的なシステムでしかなかった、一部の高級車にしか採用さていなかった、それもオプション扱いで!
でも&しかし、2015年頃になると軽自動車にも安全装置採用し始め、2017年、2018年なら安全装置当たり前、そうなりました。
そうであるからこそアナタが求めるべき車が中古車なら、2017年や2018年式で安全装置付きの車にする、そうすれば安心して運転できます。
そうであっても、個人的なアドバイスがあります。
それは1,000㏄から1,500㏄の小型車の安全装置は昔から出遅れていた、従って、それ以降にある安全装置レベルは確認の上で購入することお勧めします。
ちなみに、どうして軽自動車の安全装置が小型車を出し抜き素晴らしいのかと言えば、2015年頃からN-BOX含めどんどん売れ続けていた、だからホンダは軽自動車でも安全装置標準にしたんです。
では、安全装置の説明&比較お読みください。 まずは基本検知システムの良し悪しから見て行きましょう。
検知システム良し悪しが安全と危険の分かれ目になる
基本検知システムごとの特性を理解すれば、買って良い車と悪い車がこの段階で分かります。
車購入で最初に気になるのは衝突安全性ボディかどうか、エアバッグはいくつあるのか、そんな事故にあった時の安全性ではありませんか?
事故に合う前に必要な予防安全装置の良い悪いは意外と知らない、気にしていない、どれも同じだと考えるのはここで止めて下さい!
予防安全装置の基本検知システムの特徴さえ理解すれば、あとは各社採用の予防安全プログラム組合わせを見るだけで飛躍的にアップした安全性能(事故に合わない検知システム)が判明します。
これらが基本検知システムです。
赤外線レーザー(レーザーレーダー)は使えない!
赤外線レーザーはコストが一番安く小さいシステムなので軽自動車に多く採用された方式ですが、同システムは5キロ〜30キロのスピードでしか作動しません。
従って、高速道路では役に立ちません。
一般道も普通走行スピードなら使えません。 使えるのは渋滞などノロノロ運転にだけです。
もちろん人も感知しません、雨や雪では赤外線感知能力が大きく下がって使えません。
少なくとも赤外線レーザーしかない車購入は絶対にダメ、使えない、そうなります。
ミリ波レーダーは超スゴイ!
ドイツではベンツが2008年頃から採用している超高度な安全装備です。
超高度&最新の安全装備であるからこそ、日本での使用許可認定までに2年以上も要したベンツオリジナルの安全装備です。
なんと2種類の周波数77GHZ(前方)と24GHZ(左右&後方)ミリ波を照射し、跳ね返ってきた電波で障害物との距離を認識しています。
どんな悪天候でも左右されない、遠くの対象物でも使える素晴らしいシステムですが、ミリ波レーダーは人を検知しないのでカメラと併せて使う必要があります。
ベンツが長年をかけて開発した最強の電波システム、それがミリ波レーダーなんです。
24GHZ周波数は車の側面から照射され、横や後ろからぶつかってくる車や対象物であっても検知できる、そんな素晴らしいシステムなんです。
さらに、どんな天候にでも関係なく使える、それが高く評価されています。
そして77HGZのミリ波レーダーは、前方感知のシステムに使われています。
77GHZは日本車にも採用されていますが、2008年頃のベンツは既に採用していました。
ここでもベンツの高い安全性の高さが分かります。※関連記事「ベンツ安全装置」参照
ミリ波レーダーはシステム本体が大きく中型車か大型車にしか使われてきませんでしたが、ホンダ新型N-BOXシリーズではミリ波レーダーと単眼カメラを標準で採用したのには驚きました。※関連記事「新型N-BOXカスタム」参照
このスーパーな安全装置が全車標準となったN-BOXシリーズは、その安全性から値段が高いとは言えなくなってしまいました。
カメラ(単眼&ステレオカメラ)は使えるのか?
カメラはスバルのアイサイトで有名ですが、カメラは人やモノ両方を認識&検知する機能が素晴らしく、日本を代表する安全技術として進化してきました。
しかし、カメラは人間の目と同様に強い光の太陽光、対向車ヘッドライト、夜間や悪天候などでは対象を感知し難い、危険物検知能力が大きく下がってしまいます。
それを補うために、スバルやダイハツでは複眼となるステレオカメラ採用することで、単眼カメラの不得意部分を克服しています。
でも、それだけではまだ不十分なんです。
そんなカメラ検知システムだけでも優れているのに、使えているのに、もしこれら検知システムを組合わせればもっと高い安全性能を発揮します。
- 単眼カメラ
- ステレオカメラ
- ミリ波レーダー(77GHZと24GHZ)※ベンツのみ2つの周波数使用
- 近赤外線投射器、
- 超音波センサー
それら長所を組合わせながら、関連する多くの安全装置が連動して働くオリジナルプログラムを各社必死になって開発しています。
マツダの先進安全装備がスゴイ!
2017年末にCX-8を発売したマツダ先進安全装備「i-ACTIVESENSE」がスゴイ!
そのスゴサは言いようがありません。
これら安全装置全てが標準装備になっています。
安全装置 i-ACTIVESENSE 〇=標準 ×=搭載無し | |
装備名 | CX-8 XD Lパッケージ |
ステレオカメラ | x |
シングルカメラ | 〇 |
ミリ波レーダー | 〇 |
歩行者認識警報 | 〇 |
歩行者認識ブレーキ | 〇 |
全車速追従 | 〇 |
前方誤発進抑制 | 〇 |
後方誤発進抑制 | 〇 |
先行車発進通知 | 〇 |
オートハイビーム | 〇 |
車線逸脱警報 | 〇 |
※前方&後方誤発進抑制、これはアクセルとブレーキ踏み間違い、D(前進)とR(バック)ギヤ入れ間違い事故に一番有効な安全装置です。
このマツダの最新安全装備は関連記事「新型N-BOXカスタム」でお伝えした装備内容と同じです。
マツダ、ホンダとも万が一の前方&後方への誤発進防止を重視していることが分かります。
それは年齢が若くても高齢でも、前後ギヤの入れ間違いが多いから、それによる事故が後を絶たないからです。
車選びではマツダとホンダの最新安全装置基準に比較することおススメします。
スバルのアイサイトも素晴らしいのですが、やはりカメラ性能に頼よる部分が大きいので、雪や豪雨などの悪天候では問題ありです。
マツダ、ホンダ、ベンツなどはカメラ+どんな悪天候でも影響を受けないミリ波レーダー(高コスト)を採用していることに着目してください。
感心するのはどんな高コストになってもベストな安全装置を標準(部分的オプションあり)採用すること、顧客の安全を最優先事項としていることです。※ベンツは基本安全装置以外はオプションです。
そんなマツダCX-8は2018年11月下旬にマイナーチェンジ版を発売しています。 変更点は新型CX-5に採用されている「SKYACTIVE-G 2.5 直列4気筒2.5L直噴ガソリンエンジン」がCX-8に搭載されることです。
更に、2022年の今は、特別車など用意しているマツダなので、モデルチェンジ(マイナー)は年内でしょうか?
多くのアナタ様にお読み頂けているCX-8関連記事です!
現在に求められるベストな安全装置とは何か?
我々が購入できる範囲でベストな安全装置の組合せは「ミリ波レーダー」+「ステレオカメラや単眼カメラ」です。
2つとも高度な安全装置であると同時、お互い苦手な役目をカバーし合っているベストコンビと言えます。
その検知システムには必ず「前後誤発進抑制装置」も入れてください。
理由は、毎日のように!?報道される高齢者事故ほとんどがアクセルとブレーキの踏み間違いによるものだからです。
アクセルとブレーキ踏み間違いは高齢者だけでなく、若い人達に取っても有効なのはご存知ですか?
人間は疲れていたり、急いでいたり、焦っている場合には、何気なく行っている普段の動作でも間違いを犯してしまうことがあります。
トヨタでも若い女性が急いで車を発進する際にアクセルとブレーキを間違える、そんなCMがありました。
どうしてそんなCMを流すのかといえば、こうです。
- 同事故レポートが多くあり対処する必要があったから、
- 前後誤発進抑制装置が年齢に関係なく必要だったから、※特に高齢者のアクセルとブレーキ無見間違い事故多発している
そう考えるしかありません。
アナタがこれから購入するであろう車でも、それら安全装置があるかどうか意識してみてください。 安全装置標準の車なら安心して長く乗れるので完璧です。
そんな安全装置付きなら新車か中古車で悩むかもしれません。
新車は最高でも3年後には下取り半額以下になり、5年後には購入価格の30%までダウンするのも珍しくありません。
中古車(3年落ち)なら、4年目以降の値下がりは毎年約15%小さいので少しは安心な部分があります。
そんな中古車なら大手販売店で長期保証付きを選べば長く乗れる、そうなります。
最強の安全装置をどう考えるかのか?
是非、アナタの車用途や状況を考えなら最良の検知システム、安全装置プログラムを選んで下さい。
優秀な検知システムもプログラム内容次第とはお伝えしましたが、お金を気にしなければ最強はこれらしかありません。
- レクサスLSのミリ波レーダー+ステレオカメラ+近赤外線投光器
- ベンツ2種類の周波数(77と24Ghz)を使うミリ波レーダーとステレオカメラ
これら2種類の安全装置のどちらかが世界1番と2番であるのは間違いありません、高額でもです。
続いて安全なのはホンダやマツダが採用している「ミリ波レーダー」+「単眼カメラ」です。
ウレシイのは両社とも標準装備としている、特にホンダは軽自動車標準なので「ホンダはやるな」、そんな個人的感想もあります。
このシステムに自動運転3が加わったら、手離しハンドルでカニを両手でムキながら、ぶつからずにどこへでも連れて行ってくれるでしょう。
ちなみにですが、私は自動ブレーキも何も無しの車を運転しながら、膝に新聞紙を広げカニを食べ続けた経験があります、、カラをムキながら。
余談で申し訳ありません。
次は、まとめの予定でしたが、安全運転に関してもう1つお伝えします。
自動運転3が先延ばしされた日本だけの理由は何か?
車の安全運転の目標とされていた自動運転3が使えなくなった、そのニュースは存知ですか?
アウディA8に搭載された自動運転3はダメになりました、日本でA8発売直前に不認可となりました。
不認可理由は明確にされていませんが、日本では使えないシステム、もっとプログラム改良しなくては使えないなど色々あるのでしょう。
個人的には日本の道が複雑すぎる、道路が狭すぎる、交通標識を設置する基本ルールさえ決まっていない、不完全で人間の感覚に頼りにする運転が多すぎる、だからだと考えています。
どうして上記コメントかと言えば、私はアメリカとヨーロッパでの生活が長かった、多くの道を運転してきた経験がある、それが理由です。
もちろん、日本よりもっと複雑で問題ありそうなアジアや東南アジア国々も知っていますが、日本やそれら国々で自動運転が可能になるのはまだまだ先である、そう感じる&考える自分があります。
理由はこれらです。
- 世界の車メーカーが進めている運転検証から得られる状況別データ蓄積がもっと必要
- それら超大量データを瞬時に処理する集積回路の開発が必要
- 車運転の現場状況に併せ正確&適格な判断をするAI開発が必要
- AI判断システムを正とするなら、道路交通法改正が必要になる(交通裁判でも採用できる内容で)
車安全装置の究極が自動運転だっただけに唖然とするニュースでしたが、本当の自動運転までには上記1~4はまだまだ開発段階となります。
あるAI学者曰く、自動運転は10年以上は実現できない、20年は必要かもしれない、それをある本の新刊発表会で話していたのを思い出します。
それが2018年の現実ならば、現在ある安全システムでベストなモノを選ぶしかありません。
アナタはどの安全システムを選びますか?
私なら車種と安全システムに惹かれてマツダCX-8、それが中古になったら買いでしかありません!※個人
⇒ 最長10年保証で安心な全国430店舗で最新安全装置ある2018年以降の軽自動車チェックしてみる!←100%無料の車探し
では、まとめです。
2017年以降の安全装置比較で判明した良い車&悪い車の見分け方とは何か?まとめ
車メーカー各社が採用している基本検知システム&プログラム違いを比較するだけでも、買って良い車&悪い車の判断可能です。
更には、どんな危険回避判断、安全確保判断がプログラムされているのかを判断できればより高い精度で買って良い車と悪い車の判別が可能になるでしょう。
どんな悪天候や逆光、夜の暗さであっても正常に働く検知システム&センサーがあっても、どんどん変わる運転状況を瞬時&正確に判断できるICチップ&プログラムが入っていなければ役には立ちません。
車の誤発進抑制機能では前方向だけに使えるシステムもありますが、DとRギヤ位置と車体前後を監視するカメラ&センサーと連動したプログラムであれば、前後両方向にも誤発進しません、、TV宣伝の様に。
最後までお読み頂きました、本当にありがとうございました。
また、「探し物スリー!」でまたお会いしましょう。
⇒ 関連記事「ベンツ安全装置レーダーセーフティ」
⇒ 関連記事「新型N-BOXカスタム試乗でショックだったこと」
●『下取り額が安すぎ!』その理由とは・・・●
実は下取り基準は低く作られていて、高い査定を期待することは難しく、車を高く売ろうとしても売れないのは低い基準の中で交渉しているからなのです。
そのため、車を高く売りたいならもっと査定額基準の高い、下取り以外の査定を利用しなければいけません。
もしあなたが車を高く売りたいなら、下取り以外の査定で本当の車価値を確認してください!
↓