中古の日産リーフ(旧型)値下がり止まりません、タダでも持っていきません!?
新型リーフも製造管理問題や数年前のゴーン問題他で人気急落してしまいました。
2021年11月も日産リーフは売れていません!
2022年、2023年も同様ですが、TV宣伝含め何とかして売りたい日産リーフ、それが強く感じられます。
しかし、初代リーフが完全失敗車のイメージが強すぎて、後継車に何をどうしてもダメはダメでしかありません。
EVに使うリチウムイオン電池自体が試作品レベルなので仕方ありません。
2024年のリチウムイオン電池でも長い充電時間の割には距離を走れない、加えて自然発火もあり安全性にはまだまだ疑問が大きくあります。
そんな中、2024年2月でも日産自動車の株価は600円前後など安くなり、全自動車メーカー中の最下位です。
昔の初代リーフ発売当時なら100%電気なので維持費激減できると考え購入したのでしょうが、販売価格も高く、その後のリチウムイオン電池問題;
- 走行可能距離短か過ぎる、
- 電池劣化が超早い、
- 電池火災事故まである
等々で全滅してしまいました。
同問題が起った原因は電池容量が小さい+欠陥リチウムイオン電池、だったからです。
そんなリーフの根本的な問題とリスクを3分でお伝えします。
日産EVリーフ(旧型)買って後悔する理由は何か?
日産EVリーフ含め各メーカー電気自動車に使用されるリチウムイオン電池の現状です!
ここより電池知識ある自分もあり、説明させて頂きます。
リチウムイオン電池保証受けられなければ電池代+工賃で60、70万円支払ったとの実例もあります。
リチウムイオン電池は開発途上であり、その基本特性は充電式乾電池とも変わらない現実がある!
昔、短期間でも電池商品の開発部署にいたので分かりますが、どんなタイプ&高額電池であっても製品にはバラツキが必ずあります。
工業製品の電池を1個ずつ、1セットずつ個体検査&出力&充電量データを取るのはコスト的にも時間的にも大変です。
結果、電池にはデータ上の基本性能以外に、性能差のバラツキが必ずあります。
もちろん、電池に分解修理などあり得ません!※リサイクル電池はあります。
従って、電池には修理という言葉を使えません。
日産の電池保証とは修理ではなく新品交換となりますが、60万円以上であろう電池をタダでくれるでしょうか?
もしかしたら、日産が着手し始めたリサイクル電池をくれるのかもしれません!?
現実の電池保証内容を考えるしかない!!!
リチウムイオン電池は開発途上の製品であり、そんな不完全なモノを保証しようとすれば下記のように曖昧&意味不明に近い表現になってしまう見本をご覧ください!
下記は日産サイトにあるリチウム電池保証内容ですが、明確でなく、「正常な使用条件下においての利用」、とあり、それは超あいまいな表現としか言いようがありません。
どうしてアイマイ表現するかと言えば、電池性能が悪い、それしかありません!
正常&普通な使用条件の定義も何も示されなければ、何が起こってもメーカーの言いなりになってしまう可能性が高い、そう言わざるを得ません。
日産の電池保証内以下;
【本保証は「30kWh駆動用バッテリ0搭載車」の場合、正常な使用条件下において新車登録から8年間または走行距離160,000Kmまでのどちらか早い方において、ツインデジタルメーターのリチウムイオンバッテリー容量計が9セグメントを割り込んだ(8セグメント)場合に、修理や部品交換を行い9セグメント以上へ復帰することを保証しています。 「24kWh駆動用バッテリー搭載車」の場合は、5年間または走行距離100,000Kmのどちらか早い方の保証となります。】
この保証書内容は超アイマイでムズカシ過ぎます。
本当に電池に自信があって保証をするのであれば、もっと端的で分かりやすい表現をするべきである、そう考えるのはアナタや私だけではありません。
電池を知れば知る程にリーフ(旧型)はリスクだらけだった!
使わなくても機械に組込まれているだけで電池は自然放電するのをご存知ですか?
リーフに限らずどんな電池でも自然放電するとお考え下さい。
そんな蓄電量は使わなくても放電&減少しますが、様々な使用条件下では想定外の減少がどんどん起こります。
もし真夏でエアコン全開、4人乗車、荷物満載、高速渋滞で身動き取れない、そうなら電池残量は短時間で激減する、危険が危ない!?
次では使っても使わなくても減り続ける電池を知ってください。
温度変化だけ消耗する電池性能には唖然騒然しかない!
2021年、2022年、2023年、そして2024年の異常な猛暑では、エアコン全開で走るしかありません!
従って、EV電池は直ぐに減って無くなってまうパターンしか考えられません。
リチウムイオン電池は使用温度環境が低ければ電気容量の減少も少なく長持ちしますが、温度が高くなればなるほどに容量が早く減ってしまいます。
街中走行ではアクセルは軽く踏むだけなので電池消耗が少なくても、高速道路ならアクセルを深く踏んでいる分だけ電池がどんどん減ってしまいます。
さらに電池容量はエアコンやライト、オーディオをシッカリ使えばそれだけ大きく減り、走行距離が短くなってしまいます。
特に真夏のエアコン温度21℃設定で5時間走行でもすれば、電池はドンドン減りアウトしかありません。
従って、ナビの走行距離計算だけでは予定していた目的地には全然着けません。
レジャーシーズンの大渋滞にはまれば、充電ステーション探しで高速を降りなければなりません。
そんな高速から降りるだけでも1時間? アウトです。
さらに充電待が5人もいたら、1人30分としても2時間半!?
旅行が終わってしまいます。
そんな、予定走行距離をもっと激変させてしまう要因がまだありました。
高速走行で加速度的に減る電池のナゼに?
ご存知でしょうか?
高速走行80km近辺はあまり感じませんが、90Km以上では驚くべきスピードで電池残量が減ってしまうんです。
さらに電池消費を加速(ワープかも!?)させるのが以下です。
- 季節によるエアコン使用量&時間が違う、
- 季節ごとで違うライト使用時間の長い&短いがある、
- 走行スピードと渋滞状況で複雑に減ることになる、
- 強烈な向かい風!?での減り方の違いがある、
- 道路状況などアクセル加減の繰り返しが減り方に影響する、
それら全てを頭に入れながら長距離を走るなんてカーナビでも計算できません。
少し結論的なコメントですが、EVは街乗りには良くても、旅行など長距離には不向きな車です。
もう、この辺でギブアップなんでしょうが、まだまだマイナス要因が続きます。
長距離運転可能にするには充電ステーション数による!
長距離運転をする季節や昼夜による電池の減り方もありますが、大切なのは充電ステーションの数しかありません。
アナタが走るルート上の充電ステーション事前チェックは絶対必要になる、そうお考え下さい。
高速や坂道走行、そして電気製品を多く使う高負荷走行が続けば、あっという間に電欠になってしまうでしょう。
発売当時のリーフ初期型は150Km走行できたようですが、5年落ちなら100Kmくらいしか走れないこともあるようです。
そんな100Km走行のリーフに季節要因やスピード90Km以上が加われば片道40Kmにもなりかねません。
さらに現在の充電時間30分~40分は長すぎます。
だ・か・ら、中古リーフに限らずEV中古車は売っていても買わない、それがお約束事かもしれません。
ガソリン満タンは3分なので、充電時間を10分程度しない限り、充電ステーションの少なさも手伝ってアウトしかありません、古い日産EVは使えません。
だ・か・ら最近の日産コマーシャルは、旅行中と思われる家族がどこかでくつろぎながら充電している、そんな意図的な!?映像を使っているのだと考えます。
日産リーフ(旧型)購入リスクはマジ高すぎる!
旧型リーフは電池性能の低さとバラツキにより大量の売りが出て価格崩壊しましたが、その中古リーフの多くは試乗車やレンタル用だったのをご存知でしたか?
そんな業務用リーフなら電池にダメージを与える高速充電や乱暴な運転がされていたかもしれません。
つまり多くに人にラフに扱われてきたリーフが中古車市場にあふれている!
そんな車を5万円や10万円など値段の安さで購入しても直ぐに電池交換が必要になるのは間違いありません。
買ってはダメな車を中古車市場に出すなんて、、、、 現在のEV電池寿命は8年〜10年ですが、昔のEVは電池寿命5,6年だったので特に心配です。
そんな中古リーフは激安で売られていますが、もちろん買ってはダメです。
それでも日産はこのようなやり方で中古リーフ評判を維持し販売しようとしています。
再生電池販売には大きなリスク&問題がある!
日産は中古リーフ問題に対応するべく(遅すぎますが)、再生電池を使った有償交換プログラムを2018年3月に開始しました。
リーフの24kWhバッテリーを新品で買えば65万でした。
有償交換プログラムの再生バッテリーは30万円と半額になっているとの宣伝までしていました。
もし旧型リーフのオーナーがそれを知ったら激怒すると思いませんか?
高額な旧型リーフが直ぐにダメになった原因は開発途上の電池だったのに保証もない、無償交換にも応じない、だからでした。
それどころかダメだった旧電池(大量在庫も使いながら)を再生して30万円で販売するなんて、人をバカにしているのではありませんか?
さらに再生電池を売りだす理由が、旧型リーフのサポート+新型リーフの販売促進のためだとか・・・
あ然騒然です。
古い日産リーフは日本市場に合っていないのか!?
EVでも大型リチウムイオン電池搭載のテスラであれば500Km走行も可能ですが、1,000万円以上もしてしまいます。
しかし、テスラの本拠地カリフォルニアは直線道路ばかりで、渋滞も日本より少ない楽ちんな運転環境。※個人のアメリカ居住経験より
そんな中、テスラはお金持ちのセカンドやサードカーになら向いているのかもしれません。
実際に、お金持ちの実業家や芸能人の多くがテスラしているからです。
理由は、我々は環境問題にとても興味がある、それを周りに示したい、だから有名人達はテスラ所有する訳なんです。※そう私個人は考えます。
でも&しかし、日本は環境問題どうこう、お金持ちどうこうはありません。
日本の細く曲がりくねった道&山坂道、多くある交通渋滞などシビア交通環境でEVを使うしかない、電池残量示す400キロが250キロ走行になってしまうかもしれない、だからEVはムズカシイ、そうなるからです。
ムズカシイの意味は渋滞やエアコン最強、そしてアクセルONの高速走行では電池消費がどんどん大きくなってしまう、それです。
さらに日本のリーフに使われている電池サイズは小さく、走行可能距離もそれなりとしか言えません。
※テスラは高額でも大型電池です。
※2019年度1月発売の新型リーフはそこそこの大型電池に変更されていました。
そんな小さい電池のリーフは高額であり性能はイマイチか今二!? 小さい日本だから小さい電池のEVで良いのでしょうか?
全然違います!
狭く交通渋滞多い日本だからこそ、長距離を走れる電池を積む、です。
もし、それができないなら、リチウム以外で小型&大容量充電可能な電池素材を見つけるしかありません。
それには時間と膨大なコストが必要となり、やはり庶民の手が届くEVには革新的技術を待つしかありません。
その答えは十年後などの「全個体電池」かもしれません。
全個体電池なら危険な液体は使わない、全て個体材料なので小型で大量の電気を蓄えられる、充電時間も超短い、マジで使えます。
まとめ前に、もう1つです。
EV購入は全個体電池開発後にするしかない!
日産ふくめ日本車は小さい国土の日本を走るだけなので大型電池搭載の必要はありません。
従って、どんな有名車メーカーがEV採用したとしても、これら絶対に必要です。
- 電池サイズの縮小&軽量化
※全個体電池は絶対に必要 - 電池容量の最大化
- 上昇し続ける電池コストの低価格化
- 充電ステーション数の増加若しくは充電不要なEV開発
- 充電時間(5分など)の短時間化
- 現在の電池寿命8~10年をもっと長く伸ばす
これからもEVがどう進化して行くかを見たいと考えます。
もし、EVに強い興味があっても、その前に電池でもガソリンでも動くHV(ハイブリッド)ならもっと使えます。
2023年9月最新記事も参照下さい。
⇒ どこよりも長期+広範囲の無料保証で安心な全国430店舗から気になるクルマをチェックしてみる!
では、まとめです。
日産リーフ超のつく不人気理由って何ですか?見切り発車のリチウムイオン電池を使う会社なんて!:まとめ
こんな複雑な道路構成と渋滞メッカの日本だからこそ、1回の充電で600キロ、800キロ走るEVが必要なんです!
そうでなければ、現在開発中の走りながら充電できるEVなどが必要になります。
テスラであれば環境保全意識の高いお金持ちのプロモーションに使えるのでしょうが、リーフは環境よりもガソリン代節約がメインの車です。 ※2024年3月では売上不振で株価が半分になったテスラは危険状態です。
そうならば新車リーフを400万円で購入するよりは、100万円以内のガソリン中古車の方が相当にお得である、そう考えられませんか?
ガソリン単価¥165として15Km /リットルならば、10万キロ走行の燃料費は約120万円で済みます。
従って、高額なリーフ新車が3年後に50万円にしかならない、誰も買わない、将来では高額な電池交換費用になる、全くペイしない車、捨てるしかない、それしか言えません。
最後に2023年3月13日最ュースによると、2035年迄にはEVしか生産しないとしていたEUですが、前言撤回でガソリン車も考慮する、そして2024年ではEV止める、それが欧米や中国の最終決定となりました。
それは現状のリチウムイオン電池技術では充電時間がかかり過ぎる、コストが高すぎる、Co2削減には至らない、低温ではモーター作動しない、それを確認したからではないかと思われる最新ニュースでした。
今のアナタが本当に必要とする良い車と出会えることを願います。
本日も最後までお読み頂きまして、本当にありがとうございました。
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